小平市の隣は東村山市で、その隣が埼玉県所沢市となっている。
小平は、地理的に埼玉県に近いといえる。とはいえ、うがった見方をするなら、東京23区の練馬区、板橋区、北区、足立区、葛飾区なんかは埼玉隣接であり、杉並区、中野区、豊島区、文京区、荒川区、墨田区、江戸川区なんかも、隣の隣が埼玉であり、千代田区、中央区、新宿区、渋谷区等も埼玉の隣の隣の隣である。
そもそも、埼玉も東京も、京都が「ミヤコ」とされていたときには、武蔵国であり、区別する必要は全くない。ただ、「県民」であるか、「都民」であるかという呼び名の違いに過ぎないのだから。また、都民は「区民」「市民」で大きく区分けされる。されど、場合によれば、「区民」「市民」以外にも、「町民」「村民」がありえるわけで、場合によれば「島民」にも区分けされる。
とはいえ、住めば「ミヤコ」であり、時に、区民の方々から「小平ってどこ?埼玉県?」と、東京でありながら、埼玉と間違われても、まあ、腹が立つことはない。私も昔は小平市の隣の「東大和市」を神奈川県と思っていたくらいだから。
前フリが長くなったが、わずか10キロくらいしか離れておらず、とても近いので所沢にはよく行くのだ。小平市は「ブルーベリー発祥の地」であるが、所沢市は「日本の航空発祥の地」である。そして、既に発祥から100年を経過している。
その所沢のメインストリートがプロペ通りである。