失念！

今朝の通勤、勤務地の改札を出たところ、スイカから結構な金額が引き落とし！

定期の期限は昨日まで。うっかり失念しておりました。もう、半年も経過していたんだ。本当、月日の経つのは早すぎます。

まあ、疲れているのでしょうね。通勤だけでヘトヘトですから。

吉野家常務の・・・

「田舎から出てきた右も左も分からない若い女の子を無垢、生娘なうちに牛丼中毒にする」といった発言。

「不適切な表現で不愉快な思いをする方がいたら申し訳ない」との前置きがあったそうだが、愚かすぎて話にならない。これが、日本における大物マーケターというなら、なんとアホな国に生まれてしまったか・・・と後悔しきり。

いくつものヒットを飛ばしても、こんなことで社会から指弾を受けるようでは呆れてものが言えない。偶然の幸運を自身の実力と過信してしまったのだろう。なんだか、日産のカルロスゴーンの再現のよう。誰でもやれば成果がでることを知っているが、それはそれ、今までの業界の伝統や企業文化、ポリシーがあったのでやらなかったことをやればうけるのは当然だろう。でも、未来永劫支持されるわけでもなければ、奢れるものは皆、いずれ衰退するのだから。

で、表題の発言だが、これは早稲田の社会人講座でのもの。これは正解だろうか？田舎から出てきた娘が牛丼中毒になる確率ってどんなものだろう？既に吉野家は全都道府県に複数の店舗がある。吉野家に加え、他の牛丼チェーンもそこそこの田舎に出店している。どんなにうまい食べ物であったとしても中毒になるほど食べ続けることはできない事実。というか、正直「吉野家の牛丼よりうまいものはないから食べています！中毒なんです！」っていう人、現実にいます？

私が年間何十食も牛丼を食べていたのは、例えば吉野家なら並盛426円という値段で、腹を満たすことができ、その金額においてはクオリティが高いというだけのこと。更に、駅前や、駐車しやすい地域にあるのも便利。なおかつ、すぐに食事を済ますことができるという利便性が高いのが理由。

それをあたかも、お門違いなマーケティング分析をしたうえ、なかなか存在しないだろう「牛丼の味に驚いてしまうくらいの田舎娘が都会を闊歩する」というシナリオ分析を行い、その数少ない女性を囲い込むだなんて、こいつはアホか？

その授業に385,000円も払う社会人もどうだか・・・修了書はでるそうだが、それだけのコストを投下するなら、今一度、大学に行ってしっかり学習すればいいのに。産能の3年次編入ならあまり金額がかわらないと思うし、学位もでるし。いやいや、放送大学なら、もうちょっと出してくれれば大学院までいけるのに。どう考えても「生娘シャブ漬け戦略」をマスターしましたって修了書をもらうために、385,000円はムダだよな、、、

以前、書いたかもしれませんが、人生、幸運な人は探せば必ずいます。ただ、その幸運な人がやったことを鵜呑みにしても、幸運に遭遇できる可能性は同じではありません。むしろ、高額なお金を払って、再現性の乏しい幸運を探し求める姿は、どこぞの宗教を信じるのと大差ありません。

この常務は吉野家の生え抜きでないばかりか、吉野家に来てそんなに経ってない方。そんな素人風情に吉野家100年を超える伝統が棄損されたのは、現経営陣の失態ともいえるのかもしれません。吉野家が好きなだけに、本当、残念極まりないし、腹立たしい。。。