先般、中央職業能力開発機構から雇用問題研究会発行の『職業研究 2021No.2』という冊子を頂いたのですが、その冊子のp.23に「キャリアコンサルティングに多大な貢献をされてこられた元筑波大学教授・木村周先生が2021年3月14日にご逝去されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。」と書かれていました。
そうか・・・木村周先生、お亡くなりになっていたのですね。本棚をゴソゴソ探すと、編集代表木村周先生の表題の本が出てきました。
この本は筑波大学の夜間大学院に進学された方々の学修の履歴をまとめたものです。本当、皆さん、学修を必死に取り組み、その後のキャリアを切り拓いていった方々です。さすが、国立難関大学院に合格された院生です。
とはいえ、私も私立の夜間大学院を修了しております。それなりにハードな院生生活でした。体重も10キロやせたし。
仕事を抱えて、家族もあって、色々としがらみのある立場に置いて、さらに学生という役割を加えるのですから、普通に考えれば容易なものではないはずです。厳しいと言えば本当に厳しい・・・
大学院生を6回もやっていると手を抜くことも覚えるのですが、普通はやっても1回こっきりのはずなので、真剣に学修に取り組む方は限界近くまで学びを究めてゆくのです!その結果「これが修士の研究成果なのか!」ってくらいの最終成果物を仕上げる人もおられるわけで。
私の学びは中庸って感じ。もっと頑張ればいいのに、なかなか限界にチャレンジってところには届きません。所詮、その程度の学びが精いっぱです。