35の都府県で過去最多を更新。東京都も3万人を超えている。私も経験したが、発熱外来を電話で予約しようとしても断られる。テレビでは「診療の予約が取れない状況が、既に医療崩壊ではないか!」と言っていた。まさにその通り。
3連休の行楽を楽しむ人々の姿が、そのままコロナ感染者に重なって見えてしまう。私のようにマスクをして生活していてもコロナに感染する。なら、海やプールで、あんなにマスク外して大はしゃぎしていれば、確実にコロナに感染するだろう。コロナに感染してしまった以上、何を言っても仕方がないのだが。
とはいえ、では、どうすればコロナが沈静化するかというアイデアがないので、今回は政府の無策を大きく非難することができない。私自身、「通勤途上」で感染したのでは・・・と訝っている。いや、それぐらいしか感染経路を思いつかない。家内と感染日にタイムラグが生じている以上、同じイベントで感染したとは思えない。そして、家内と私が同じウイルスで感染したとすれば、私と発症した日数差の2日が潜伏期間、なら、私が感染したのは7月11日の月曜日となる。お客様と面談もしているが、やはり、通勤の方が周囲の人々との距離が近いし、事実、車内で咳をしている人もいた。
そもそも、これだけマスクをしている人が多い中、感染が広まっているのは「感染力極大」≒「マスクが効かない」ってことではないか?
加えて、ワクチンを3回接種している人々が軒並み感染していることからも、従来のワクチンでは防御できないことは自明の理である。
みんなかかってしまえば、それなりに集団免疫ができるだろうが、ワクチンの副反応×2倍と感じている苦痛を全員が享受するのも辛いし、それ以上に医療がひっ迫、医療崩壊が実現してしまう。
難しい世の中。飲食するのも、旅行するのも自己責任で判断するしかなかろう。飲食・旅行を取りやめても、外出すれば感染リスクが漏れなく発生するのだから。県を跨がなくても、日本全体がコロナまん延、いわば「コロナ列島」なので逃げ切れない。
こんな不自由な世の中だが、かわいそうなのは若い世代や子ども達。マスクを手放すこともできず、キャンパスでも不完全燃焼だ。小さな子どもは外で遊ぶことも、旅行することもままならない。イベントが中止となり、学生時代の思い出もコロナに浸食されてしまう・・・どうにかならないものなのか?