いつもは後ろ寄りの車両に乗り込むのだが、今日は前寄りの車両に。
3両目までが比較的空いていると鉄柱に書かれているが、やはり車両は混んでいる。たまたま、乗り込んだのが優先席のあるスペース。吉祥寺で杖をついた人が来たのに誰も席を譲らない。座っているのは、私よりも格段若い男女。
荻窪で人の乗降があって、杖をついた人は私の背後に。阿佐ヶ谷で私の目の前の人が降りたので、振り向きざま、「座られますか?」と声をかけ、座って頂いた。
それにしても、今の若い人は優先席ですら譲らないんだな・・・
とはいえ、私も「困った人がいるから財産を全て寄付しろ!」っていわれたら断るし、なかなか自分の命を犠牲にしてまで人助けはできない。できるのは献血に行ったり、座席を譲るくらいの微々たる人助け。ただ、この程度の、お金もかからずできるボランティアでさえ、見向きもしない若者の姿を目にすると、冷めた国で生きていることを実感してしまう。