お寺はどこか?私は迷わずに「平等院」を上げたい。「阿弥陀如来像」に「雲中供養菩薩像」もある。京都に帰って時間があると、宇治の平等院を訪れる。
茶団子も好き。でも、この平等院の思い出も好き。
そう、いとこのK子姉ちゃんにも連れて行ってもらった。私よりひとつ年上の方でした。おしゃれで、細い方でした。「カモシカ」っていうイメージ。「カモシカ」と「タヌキ」が連れ添って歩いている姿は「ある意味お笑い」だったかもしれません。
K子ちゃんはよく笑う、素敵な方でした。当時の私は「人見知りの激しい」タイプの人間で、特に「女性」とは、話すこともできないくらい、シャイな人間でした。K子ちゃんは、嫌がる私の手をグイグイ引っ張って、平等院を案内してくれました。K子ちゃんは宇治が地元なので「ここが××」「こっちが○○」とよく知っている。歴史に強い私も、地元の人間には勝てない・・・。ある意味感心しながら、いつの間にか、仲良く歩いていた。
平等院を抜けると、宇治川が流れます。川の流れを2人して見ていて、なんだか、感慨深く、時間だけが過ぎていきました。いとこだから抵抗なく一緒にいることができたのか、それとも、自分がK子ちゃんが好きだったのかは、今だに謎です。
(なんせ、私はこのとき小学生だったので)
そのK子ちゃんは、もうこの世にはいません・・・。残念ながら、そのとき、私は瀕死の状況の彼女の手を握ってあげることしかできませんでした。
私は「神さま」は不平等だということを知りました。そして、人生ははかなく短いことを悟りました。そして、私の人生観は大きく変わりました・・・。
「○○っちゃん」って、K子ちゃんは私のことを呼んでいました。そう、京女、独特のイントネーションで。平等院に行くたびに、彼女の冥福を祈らざるを得ません。
茶団子も好き。でも、この平等院の思い出も好き。
そう、いとこのK子姉ちゃんにも連れて行ってもらった。私よりひとつ年上の方でした。おしゃれで、細い方でした。「カモシカ」っていうイメージ。「カモシカ」と「タヌキ」が連れ添って歩いている姿は「ある意味お笑い」だったかもしれません。
K子ちゃんはよく笑う、素敵な方でした。当時の私は「人見知りの激しい」タイプの人間で、特に「女性」とは、話すこともできないくらい、シャイな人間でした。K子ちゃんは、嫌がる私の手をグイグイ引っ張って、平等院を案内してくれました。K子ちゃんは宇治が地元なので「ここが××」「こっちが○○」とよく知っている。歴史に強い私も、地元の人間には勝てない・・・。ある意味感心しながら、いつの間にか、仲良く歩いていた。
平等院を抜けると、宇治川が流れます。川の流れを2人して見ていて、なんだか、感慨深く、時間だけが過ぎていきました。いとこだから抵抗なく一緒にいることができたのか、それとも、自分がK子ちゃんが好きだったのかは、今だに謎です。
(なんせ、私はこのとき小学生だったので)
そのK子ちゃんは、もうこの世にはいません・・・。残念ながら、そのとき、私は瀕死の状況の彼女の手を握ってあげることしかできませんでした。
私は「神さま」は不平等だということを知りました。そして、人生ははかなく短いことを悟りました。そして、私の人生観は大きく変わりました・・・。
「○○っちゃん」って、K子ちゃんは私のことを呼んでいました。そう、京女、独特のイントネーションで。平等院に行くたびに、彼女の冥福を祈らざるを得ません。