写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

秋の気まま旅 32日目(田舎館の田んぼアート)

2017年10月06日 | 車旅紀行
昨夜は「道の駅・いなかだて」でP泊。
田舎館村は「田んぼアートの村」をキャッチフレーズに、村おこしをしている。
ここは数回訪れているが、毎年テーマを変えて絵柄が変わる為、何度見ても楽しめる。
25回目となる今年のテーマは日本の物語
第一会場は「日本の神話:ヤマタノオロチ と スサノオノミコト」
背景の稲は既に刈り取られ、ハセに架けられている。


第二会場は「おとぎ話:桃太郎」


7色13種の稲を使った田んぼアートの見ごろはとっくに過ぎ、色あせてたセピア色の写真のようだった。
第二会場には「田んぼアート」に次ぐ名物として「石のアート:惜しまれる人」が描かれている。
昨年は「高倉健」と「石原裕次郎」でしたが、今年は「高倉健」に代わって「ダイアナ元妃」です。


昨年作成した石原裕次郎はそのまま残っていた。


色違いの小石をギッシリと敷き詰めて描かれていますが、白黒写真を見ているような錯覚さえ起こすほどです。

天気も良く、田んぼアートの周辺を家内と散歩すると、小さな生き物を見つけた。
先ずは朝もやが残る田んぼで、元気にさえずるスズメです。
10分おきに大きな爆発音を出すスズメ脅しに全く反応せず、悠然とした姿に感動すらした。


次に見つけたのはイナゴでした。
自宅近くで偶に見つけることは有りましたが、ここでは一歩進めるごとに沢山のイナゴが飛び跳ねる。
この地域では農薬を控えている証でもあり、刈り取った稲はハセで天日干しをするなど、環境と体に優しくて美味しい米作りの姿勢を強く感じた。


そんなことを思い浮かべながら、一方ではこれだけ沢山いると、イナゴの佃煮に必要は量はアッという間に捕獲できるだろう・・・なんて考えてしまった(笑)



.風景写真

四季の風景写真