キャンピングカーのメインバッテリーの電圧をチェックすると11.7ボルトだった。
エンジンを始動させると一瞬遅れてから弱々しく「ウィン」とセルモーターが回り、何とかエンジンがかかった。
床下に収めているメインバッテリーをチェックすると、取り換えてから5年半以上経っていた。
私の車は寒冷地仕様でバッテリーは2個となっているため、今回も2個交換した。
しかし冬場は出掛けない事にしたので、1個でも良かったかな!?
配線の取り付け端子を外してみると腐食が進んでおり、端子も新しい物に交換する事にした。
上段の端子が古い物でナット部分が腐食してボルトが見えている。
下段が新しい端子である。
ところが新しい端子に取り換え、締め付けると簡単に破断してしまった。
強く絞め付け過ぎたのだろうと思い、次の端子では加減しながら締め付けると同じ所がまた断した。
前回のバッテリー交換も自分で行ったが、この様に端子の破断は無かった。
破断した1個目は端子を再購入し用心深く絞め付け、何とか破断しない状態で止めたが接触不良が心配だ。
随分前の話になるが旅先でエンジンが掛からなくなり、JAFの世話になった経験があるが、その原因がバッテリー端子の締め付け不足だった。
その時のシーンが走馬灯のように頭の中を巡った。
2個目は古い端子で腐食が少ない物を選びそのまま使う事にした。
これはかなり強く絞めても破断しなかった。
新しい端子は強度が足りないのでは!?
もしエンジンがかからないトラブルが発生した時は真っ先に端子をチェックする事にする。
交換後の電圧は13.1ボルトとなり、バッテリー上がりの心配は無くなった。
続いてエンジンオイルとオイルフィルターの交換を行った。
これでエンジン回りのメンテナンスは終了。
オイル交換は基本的に自分で行っています。
旅の途中で5000kmを越えた時は業者に依頼しますが、それ以外は自分で行います。
カムロードの場合、オイルフィルターの交換が大変ですが、オイルの交換は簡単ですよ。
廃油は息子が知り合いの整備工場に持って行って処分してくれています。
私はデーラーの交換作業を見ていて「この作業だけは行いたくない」といつもデーラーで行ってます。
オイルを缶で購入すると保管場所も必要で交換済みオイルの処理はどうしているのですか?
力を入れ過ぎた感じは一切無い中での破断に、1個目はたまたま製品不良だったのかなと思いましたが、2個目もそれ以下の締め付けで破断してしまいました。
驚くと共に呆れてしまいました。
メーカーに問い合わせて確認したいですね。
予備の端子を準備する事にしました。
こんな所までトルク管理が必要と普通は思わないでしょう。
原因が端子の強度不足なら、取り付け後も心配ですね。