写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

23年春の車旅 36日目(京都から福井へ)

2023年05月06日 | 車旅紀行

昨日の夕方、兵庫県から京都に入ってすぐの「道の駅・農匠の郷やくも」に到着。

ここは温泉施設が併設されており、車を止めて直ぐ訪ねたが温泉館は閉まっていた。

別の施設の係員から3年前に温泉は閉館したと教わった。

そして会話の流れで「この道の駅のトイレは古いですね!」と言うと、近くのやくもドライブインのトイレは綺麗と教えてくれた。

行ってみると教わった通り綺麗で広いトイレと大きな駐車場があり、P泊に最適な所だった。

温泉に入る事は出来なかったが、静かでゆっくりと寝る事が出来た。

夜が明けると、今日もひたすら東に向けて走行するのみである。

国道175号線に出て道の駅・舞鶴港とれとれセンターでひと休み。

駐車場は結構一杯だったが、駐車に困ることは無かった。

連休で混雑していると思い込んでいたが、不思議な事に入り口は閑散としていた。

それでもお店の中は混んでいると思い、覗いてみるとそうでもなかった。

お店で買った魚介類を焼いてその場で食べられるが、それも空きが目立つ。

並べられている魚などの値段は・・・!!

とても高いと感じるのは私だけでしょうか?

インバウンド向けの値段ではないかと思ってしまった。

我が家はスーパーで売られている魚で充分と、立ち寄ったスーパーで買ったのは大飯町大島で獲れた新鮮なカワハギ、これで約600円である。

しかも皮を剥ぎ三枚におろしてくれるサービスも含めてこの値段である。

肝醤油を絡ませて食べると最高に美味しい。

昨日は入れなかった温泉に入り、さっぱりして今夜の塒に到着。

夕食のテーブルにはカワハギの刺身が出たのは言うまでもない。

肝醤油で食べるカワハギは鯛の刺身より美味しいと私は思っている。

 

 


23年春の車旅 35日目(岡山県から兵庫県 天滝で癒される)

2023年05月05日 | 車旅紀行

連休後半で天気が良いのは今日まで!

と言っても特段に尋ねる予定も無く、東に向けて走るだけである。

兵庫県と京都府の県境周辺で100~130km先の山間部に位置する道の駅を選び出発。

曲がりくねった国道429号線をしばらく走ったが車は少なく、此処までにすれ違った車は数台だった。

眺めが良い峠の展望駐車エリアに車を止めて休憩。

新緑に覆われた山々と深い谷を眺めながら、何時もの様に妻とコーヒータイムを楽しんだ。

走り出して暫くすると日本100名滝・天滝(てんだき)の案内板を見つけた。

百名滝のタイトルが車を止めさせた。

急ぐ必要は無い、急遽立ち寄る事にした。

案内板に従って進むと係の人が車を止め、1km先の駐車場が満杯で空くまで待たされたが、ほどなく駐車場に入れた。

軽く考えて滝を目指して歩き始めたが、老体には厳しいハイキングになった。

あと400mの看板が現れもう一息と頑張ったが、その400mが長く感じ体力の衰えを実感した。

この様な階段もある。

ただ天滝に至るまでの渓谷には7つの滝が有り、次々と現れ退屈させない。

その一部を載せます。

これは糸滝で新緑の向こうに細長い滝が見える。

これは鼓ヶ滝

二つの滝が流れ落ち一つになる夫婦滝

目的の天滝に何とかたどり着けた!

高さ98mから流れ落ちる迫力は写真ではお伝え出来ないが、滝に近づき横から眺めると飛び散る飛沫と音の饗宴は見応えが有る。

滝の一部を切り撮ると様々な表情を見せてくれる。

そしてアップにすると迫力も感じられる。

 

 

 

 

滝からほとばしるマイナスイオンを全身で受け止め吸収した為か、佇み眺めているだけで体も気力も元気になるから不思議だ。

往復に費やした時間は2時間半ほどだった。

汗をかき良い運動にもなり、そして癒され満足した時間だった。

車でしばらく休んだ後、今夜の塒に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 


23年春の車旅 34日目(広島県から岡山県へ)

2023年05月04日 | 車旅紀行

連休後半二日目は天気も良く、景勝地は間違いなく混雑する。

その様な事から今日も山道を走る事にした。

何処まで行くか、地図とカーナビ、タブレットを使ってコースを調べる。

入れた目的地までの距離は190km以上先だった。

ちょっと寄り道すると厳しい距離だった。

しかも出発が10時と遅く難しいかなと思ったが、その時は変更すればよいと割り切って走り出した。

走っていると昨日と同じように川を跨いで沢山の鯉のぼりが泳いでいた。

早速車を止めて写真に収めた。

山間部の民家に鯉のぼりが泳いでいる景色はほとんど見なかった。

過疎地は高齢者ばかりになって鯉のぼりなど揚げなくなった。

その揚げなくなった鯉のぼりを集めて川を跨いで泳がすようになり、この様な景色を過疎地の各地で見かけるようになった。

そう考えると楽しいはずの鯉のぼりが淋し景色にも見えてくる。

県道85号線を走っているとこの様な看板が目に入った。

ベンガラ色の古い街並みが有るようだった。

駐車場に車を入れ、散策する事にした。

坂道を少し登ると瓦と壁が黒みをおびた赤茶色の古い街並みが見えて来た。

そして大勢の観光客が思い思いに散策していた。

街の入り口では八重桜が満開で、ベンガラの街並みに彩を添えていた。

その桜色に合わせたような街並みが続く。

 

昔は専売だった頃の塩とたばこのホーロー看板は懐かしい!!

ここは郵便局だが、明治7年に開設された当時を彷彿させる佇まいがそっくり残っている。

本州に渡ってから初めての観光地訪問だった。

ゆっくり散策してから、車に戻り走り始めた。

休憩で立ち寄った道の駅でマジンガーZガンダムの巨大な像が仁王立ちしていた。

実際に動くそうだが、客は写真を撮るのに忙しそうだった。

その脇には何故かひょうきんな案山子が!?

そして岡山県美作市で立ち寄った日帰り温泉では親子の家族連れが多く、今日一番の込み具合だった。

今夜の塒は当初予定していた所ではなくなく、かなり手前の道の駅になった。

 

 


2023年春の車旅 33日目(広島県・西の県境から東の県境へ)

2023年05月03日 | 車旅紀行

昨夜は道の駅・スパ羅漢でP泊したが、夜中にバイクのローリング族が現れ煩くて起こされた。

ローリング族が居なくなって何とか寝付くと、今度は5時半頃に近くの車からセキュリティー装置の大きな警報音が鳴り響き起こされてしまった。

その時の外気温が7℃と結構寒かった。

朝起きるとバイクが次々と現れて一休みしてから走り去る。

国道186号線はくねくねと曲がりくねっており、景色も良い事からライダーに人気が有るようだ。

普通に走るなら問題ないが、夜中にアクセルを目いっぱい吹かせて走るのは迷惑である。

その折り返し起点になっていたのが、この道の駅だった。

トイレも古く、ここはP泊するところではない。

早々に出発して東に向かう。

写真は撮れなかったが、走り始めて間もなく山の斜面に山桜を発見。

ここにはまだ早春が残っていた。

今日から連休後半がスタート。

走っているとイベント開催中に遭遇。

ここでは地域のコミュニティー拠点が5月1日にオープンしたばかりで、今日そのセレモニーがあり、出店も有って賑わっていた。

道の駅に立ち寄りながら走った。

「道の駅・舞ロードIC千代田」では大きな太鼓のモニュメントが屋根の上に!!

「道の駅・三矢の里あきたかた」ではこの名前の由来になった毛利元就の三本の矢の逸話が展示されていた。

ここは3年前にオープンした新しい道の駅で、産直品の展示も新しさを感じる。

帰路の道中は景色が目に飛び込んだ時、立ち寄るかスルーするかはその時の気分次第である。

ここでは石垣の棚田が目に飛び込んで来た。

車を駐車できるエリアを見つけて停車。

今までに沢山の棚田を訪れたが、訪れる度に耕作放棄が増え荒れている。

記録に残しておきたくてシャッターを押した。

この景色を何時までも残してほしいと願っている!!

ここでは沢山の鯉のぼりが川の上で泳いでいたが、その川には白いブイが浮かびカヌー競艇のコースを作っていた。

カヌーコースがある川は初めて見る景色である。

記念に残しておきたくてシャッターを押した。

山間部のドライブ、渋滞は一切無く快適なドライブだった。

沿岸部を走らなくて正解だった。

今朝もそうだったが、明日何処まで走るかは決めていない。

走りながら考える事にしている。


2023年春の車旅 32日目(周防大島⇒広島県・廿日市市へ)

2023年05月02日 | 車旅紀行

日の出と共に周防大島の岸壁で竿を出した。

波も風も無く穏やかな夜明けだった。

三人がやっと入れる波止場の先端では二人が竿を振っていた。

二人は私達と同年齢のご夫妻で午前2時から釣っていると言うから驚きである。

私も仲間に入れていただき竿を出した。

ほどなく小さめのアジが釣れた。

続いてアイナメが釣れた。

これは幸先が良いと期待を膨らませたが、その後は全く当たりが無い。

先客の二人もアタリは無いまま時間ばかりが過ぎていく。

釣れる気配は無く諦めて竿を上げた。

地元の方から良い場所が有ると教わり移動する事にした。

そこは公園になっていて白砂の浜辺が広がっていて、時間がゆっくりと進んでいた。

浜辺を左側からパンすると、二人連れが何をするではなくデッキチェアに座って佇んでいた。

中ほどでは小さな女の子と母親が砂と戯れ、少しは離れた所では若いカップルが楽しそうに語らっていた。

その前をパドルボードがゆっくりと進む。

そして右では若者たちが短パンひとつになり、サンオイルを塗って横になっていた。

ここでは忙しい日常を忘れ、のどかな時間が過ぎていた。

私達もデッキに座りのんびりと休んでから、今夜の塒に向かった。

ところが広島県に入ると国道2号線は渋滞が始まった。

少々の渋滞は覚悟していたが、段々と酷くなるばかりだった。

本来は釣り場でゆっくり過ごし連休が明けてから通る予定のルートだったが、釣れない釣り場に留まるのは嫌と移動を始めた。

明日からの連休はもっと酷くなるだろう。

急遽ルート変更して瀬戸内側ではなく山間部を走る事にした。

こちらはガラガラで快適に走れた。

温泉付きの道の駅に到着した。

今夜はここでP泊する事にした。

明日は何処まで行けるか分からないが、このペースだと自宅に付くのが早くなりそうだ。


.風景写真

四季の風景写真