★☆ 愛しき時間(とき) ☆★

2007年に乳がんと肺がんを克復しました。
現在 ACTH単独欠損症(特定疾患)、糖尿病の闘病中です☆

♪ ラフマニノフ ♪

2006年02月12日 | 音楽



昨日連休1日目。
夫と郊外のレストランへ・・・
市内から車で1時間くらいで、
森の中のオシャレなレストラン(画像)に到着する。
途中まで行ったところから少しずつ雪景色になり、
それがまた風情がありよかった。
往復の車中は「♪ラフマニノフ」の曲を聴きながら・・・


二人ともこのレストランの落ち着いた雰囲気が好きで、時々訪れる。
メニューが多いわけではない。 
でも一つ一つのお料理に心がこもっている。

夫はステーキランチ、私はハンバーグランチをオーダーした。

「ライスにされますか? パンにされますか?」
「パンをガーリックバターでお願いします」 二人とも答えた。

そう、このレストランには手作りのパンがあり、
出来立てのま~るい大きなパンの上を十文字にカットして、
そこにガーリックバターが入れてある。
それがとても美味しい。
そしてそこでは、必ずパンをテイクアウトする


ところで、私のクラシック(スポーツも)の師匠は夫・・・。 
なので、
こういう機会には必ず車中でクラシックを流し、
分析してもらいながら会話する。

クラシックの話題になると、
日頃は静かな夫が饒舌になり、
日頃は元気な私がおとなしく、夫の解説に耳を傾ける。


昨日はラフマニノフの「♪ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18」
「♪ピアノ協奏曲 第3番
ニ短調 作品30」を聴きながら、ドライブ。

この曲が昔、映画「逢びき」に使われ、
広く知られるようになったことは知っていた。
第1楽章から第3楽章のすべてが、
それぞれのシーンに合わせて使われている。
私もテレビでその映画をみてその旋律が鮮明に印象に残っている。


ラフマニノフは一時期うつ病に襲われ、
その治療の段階で、医師から
「あなたは新しい協奏曲を書き、世間の評価を取り戻す」といわれた。
ラフマニノフは28歳の時、
うつ病を克服して、このピアノ協奏曲の第2番のおかげで復活を遂げたそうだ。


ラフマニノフ「♪ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18」
第1楽章: モデラート、ハ短調、2/2拍子、ソナタ形式
第2楽章: アダージョ・ソステヌート、ホ短調、4/4拍子、三部形式
第3楽章: アレグロ、スケルツァンド、ハ短調、2/2拍子、不規則なロンド形式

第1楽章は重く暗いイメージの出だしから、
哀愁をおびた旋律へと展開する。
一度聴いたら忘れられないメロディである。
第2楽章は美しくロマンティックなメロディが、
聴いている私を魅了し、リピートしては聴いた。
私はこの第2楽章が一番好きだなと思った。

ラフマニノフ「♪ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30」
第1楽章: アレグロ・マ・ノン・タント、ニ短調、4/4拍子、自由なソナタ形式
第2楽章: 間奏曲、アダージョ、イ長調、4/3拍子、変奏曲形式による三部形式
第3楽章: フィナーレ。アッラ・ブレーヴェ、ニ短調、2/2拍子、ソナタ形式

とても素敵なメロディである。
が、私は断然ピアノ協奏曲2番の方が心に響き、惹かれた。
あらためてこうして聴くと、ピアノの高度なテクニックにほれぼれしてしまった。

私も小学校のころからピアノを習い、「ソナタ」まで進んだ。
大学時代の発表会ではショパンの「ノクターン第2番」を弾いた経験がある。
今パソコン教室に通っているが、それがすべて終了したら、「大人のピアノ教室」に行き、またいろいろな曲を弾きたい気持ちにかられている。


クラシックは、いつ聴いても心が落ちつく・・・
夫は中学時代からクラシック一筋で、
曲名、題名はもちろん、指揮者や演奏者についても詳しい。
それに比べ残念ながら私は、メロディを聴くと知ってる曲が多いけど、
曲名や作曲者を想い出せないことが多い。
そのためにも、これからもどんどんクラシックを聴きたいと思った・・・


 



Comments (4)
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