★☆ 愛しき時間(とき) ☆★

2007年に乳がんと肺がんを克復しました。
現在 ACTH単独欠損症(特定疾患)、糖尿病の闘病中です☆

貴重な団塊世代

2006年02月25日 | 日記

この数日広島は春の陽気である
このまま春になればいいのになぁ・・・。
でも花粉症が本格的になり、
ちょっと苦しい

今朝の番組で、
“人の技が消える?”ということを報道していた。
団塊世代の人たちが培ってきた技術が、
2007年の団塊世代の定年退職によって消えてしまう?っていう深刻な話題。
その団塊世代が大切にしている
「ものづくり」がテーマだった。

今、製造現場ではオートメーション化が進んでいて、
ボタン一つをおせば製品が完成する時代。

でも、団塊世代の技能者は、
「ものづくりするときに一番必要なのは、基礎技能」という。
質のよい製品を生み出すためには、
自分の手で物を作る基礎を身につけることが重要だという。
団塊世代以降の人の一部を除いて
それが引き継がれていないということを案じていた。

「技能塾」という塾があり、
三菱重工の技能の伝承をしているところが映し出された。
技能塾の塾頭は団塊世代の人で、
塾生は若手社員で半年間学ぶことになっているらしい。
溶接、組み立て、加工の基礎技能を徹底的に
指導していた

塾頭は、「わずかな時間で同じものを作れというのは無理。
でも、自分達の技術を少しでも引き継いでほしい。
基礎を知らないと質の良いものはできないから。
もっと幅の広い、
おくの深い技能を身につけてくれることが
お客様に信頼のできるものづくり。
ものをつくる楽しさを実感してくれればいいかな」と。

日本の国力や経済力を維持していくことは、
生産性をあげること。
質のよいものを低コストで・・・。

最終的には、
定年制度をやめて雇用制度を改めねばという話題になった。

番組に出演していた方々は、
いまや「職業人生80年」という人や
「人生一世紀、人生100年」と意見がでていた。

私はこの番組を見ながら、
なんとなく理解できるような気がした。
そして、このことは製造業に限らず
他の業種にも何かの形で共通点があるように思った。

私にとっては消費者側の立場になるけど、
「ものづくり」の技が消えていくことは
とても残念である。

団塊世代の話題からはずれるけど、
「ものづくり」について・・・、
私は結婚する時、
「総桐のタンス」や「鎌倉彫りの鏡台、文机」を
親から準備してもらった。
大分貫禄が出ているが、
古くなればなるほど風情がでてきて気に入っている。

昔からある日本の伝統・・・
日本人は忘れてはならない

今日は書きたいことが上手に表現できず
まとまりのない文章になってしまった・・・












Comments (8)
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