★☆ 愛しき時間(とき) ☆★

2007年に乳がんと肺がんを克復しました。
現在 ACTH単独欠損症(特定疾患)、糖尿病の闘病中です☆

★今日はバレンタイン★

2006年02月14日 | 日記

今日はSt.Valentine’s Day・・・
多くの男性にとっては期待がふくらみ、多くの女性は想いを伝える日・・・

男性にとって、たとえそれが義理チョコだとわかっていても、
「今年はいくつもらえるだろう・・・?」と、
心待ちに数えているということを聞けば、女性も渡しがいがある

年々チョコレートがエスカレートし、とても高価なチョコレートが多いのに驚く。
今は一粒500円~800円が一般的で、
6粒~8粒入っている箱を購入している女性が多い。 
・・・がもっと凝ったこのシーズンだけ登場する
海外の高級チョコ(一粒1000円~2000円)を選ぶ女性も多く、
年々エスカレートしていくことに私は疑問をもつ。
広島でも高級シャンパンを使った一粒2000円の商品が品薄になった
チョコレート専門店もあるニュースを聞いて驚いてしまう。
私が自分の経験で今思うことは、数が少なくてもオシャレなチョコを選び、
それに、記念に残るネクタイなどをつけて贈るのが
最も喜ばれそうな気がする・・・
男性側にとってはどうなのかなー?

世界中がバレンタインの今日、
国によって微妙に違っていることをネットの記事で目にした。

ニューヨーク流は、男性が女性に愛を告白する日。

中国は、女性側だけでなく男性側もプレゼントを贈る習慣があり、
 「男女平等」といえば聞こえはよいけど、
  実際には男性側にとって出費がかさむ1日となっていて
  「バレンタインはこわいよ」という悲鳴も聞こえてくるそうだ。

中国上海市は、「チョコより美容整形」がブームになっているらしい。
 若いカップルが美容整形手術を通じ、
  鼻や目の特徴を共有するなどして絆を強めているという。
  ブームを当て込んだ手術の格安パックを売りだす病院も登場しているからビックリ。

欧米からもたらされたバレンタインが、
日本の習慣になってこの数年、エスカレートしすぎているのではないかと私は思う。 
そういうことも理由で、女性にとっても負担が多く、
バレンタインは必要ないという意見が多くなっているのではないだろうか?(というよりも、今の若いカップルはバレンタインに関係なくいつでも男性に告白できるからなのかぁ?)
「ささやかなチョコで静かに愛を告白できる日に・・・」と、初心にかえることも大事なのではないかと思う。

「愛」・・・曽野綾子『二十一世紀への手紙』より
“人間が最後の瞬間に必要なものはだけである”
死を前にした時だけ、私たちは、この世で、何が本当に必要かを知る。
私たちは日常、さまざまなものを際限なく欲しがっているが、
もし明日の朝には世界中の人類が死滅するということになった時には、
誰もがいっせいに、今まで必要と信じきっていたものの90パーセントが、
もはや不必要になることを知るのである。
お金、地位、名誉、そしてあらゆる品物。
すべて人間の最後の日には、何の意味ももたなくなる。
最後の日にもあった方がいいのは、
「最後の晩餐用」の食べなれた慎ましい食事と、
心を優しく感謝に満ちあふれたものにしてくれるのに効果があると思われる、
好きなお酒かコーヒー、あるいは花や音楽くらいのものだろう。
それ以外の存在はすべていらなくなる。
その最後の瞬間に私たちの誰もにとって必要なものは、だけなのである。
愛されたという記憶と愛したという実感の両方が必要だ。


 

 


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