桃の節句の今日、
広島は、午前中、雪がちらつく寒い日となりました。
最高気温・・6度、最低気温・・1度。
今は冷たい雨に変わっています。
今日「3月3日」は「耳の日」でもあるんですね。
「耳」といえば・・・
私の突発性難聴(右側)は、
発症して、今日で、ちょうど11ヵ月になります。
当初は慣れない「耳鳴り」と「難聴」でずいぶん苦しみましたが、
最近では「耳鳴り」はすっかり慣れました。
「ジーンジーン」「キーンキーン」と、あの頃と同じように耳鳴りはしているのに、
普段は意識の中にありません。
ホントに不思議です。
でも、「難聴」に関しては、重くなることはあっても、軽くなることはなく、
最近は相手の話が聞こえにくいことも多くて、
それを聞き返す気力もなく・・、
不便で、孤独で、
悲しみが続いています。
そんな突発性難聴を経験した私から、
「耳の日」にちなみ、皆様へメッセージがあります。
それは、
「耳鳴りや難聴、めまいなどの症状が出た時には、
なるべく早く耳鼻科を受診してください」ということです。
当然のことのように思われますが、
「耳鳴りくらい・・」と安易に考えがちです。
(私もそうでしたから)
突発性難聴は、ある日突然健康な人に症状が出ます。
原因は不明です。
主症状は「耳鳴り」と「難聴」「めまい」などですが、
「難聴」よりも先に自分で気づくのは「耳鳴り」だと思います。
(私の場合はそうでした)
「あれ?変だな・・耳鳴りがしてる」と自覚症状があったら、
「そのうち、治るかな・・」ではなくて、
迷わず耳鼻科に行ってくださいね。
受診して、何事もなければ、それで安心ですし、
もし、突発性難聴の場合は、
発症して2、3日~1週間以内が完治するかどうかのリミットです。
私が診てもらった総合病院の先生は「2、3日以内だとほとんどの人は回復している」と言われました。
2週間以内だと大丈夫という説や、1ヵ月以内だと大丈夫という説もありますが、
私の場合、10日目で受診して治らなかったので、
やはり、早期受診に越したことはありません。
他の病気のように、
それを過ぎても治療次第では治るとか、
根気よく時間をかければ治るという・・生半可なことでなくて、
突発性難聴は、
生涯、「耳鳴り」と「難聴」と共存しなくてはならなくなるので、大違いです。
突発性難聴ほど、治療を開始した時期によって回復する可能性が大幅に変わる病気はないと、感じています。
私は身をもって体験しました。
「耳鳴り」はあなどれない症状であること。
「耳鳴り=難聴」ですので、
早期受診、早期治療が大切です。
私のように、取り返しのつかないことにならないように・・・
後悔の残らないように・・・
突発性難聴を経験した私から、皆様へメッセージです。