誕生日に贈ってきた「プリザーブドフラワー」。
贈答用はもちろん、
ウェディングブーケやインテリアフラワー、インテリアアートとして一般的になっていますね。
以前は生花でアレンジされていたので、
お見舞いやプレゼントにいただいても、
1週間位すると枯れてきて、とても残念でした。
プリザーブドフラワーは、保存ができるので非常にうれしいです。
☆★ プリザーブドフラワー(preserved flower)とは? ★☆
美しい姿で長時間保存することができるように、専用の溶液を用いて加工された花のこと。
生花から色素と水分を取り除き、人工色素を茎から吸わせて作る。
生花のような色と質感を、数年以上にわたって保存することが可能。
「プリザーブ」(preserve)とは、英語で「保存する」の意味。
☆★ 歴史 ★☆
1991年にフランスのヴェルモント社が開発した。
☆★ 製法 ★☆
切花を咲いた状態で有機溶剤を用いて脱水、脱色し、
続けて、保存液となる不揮発性溶液を用いて水分と置換し、
染料を用いて着色させた後、乾燥させる。
ドライフラワーと異なり、花弁の鮮やかさは生きた花と比べても遜色なく触っても柔らかくて瑞々しい。
☆★ 長所 ★☆
☆ 寿命が長く、保存状態が良ければ10年以上保存できる。
☆ 着色によって現実にはない色合いの花を創り出すことができる。
☆ 保存液に安全性の高いものを用いれば有害性は低い。
☆ 生花と違って、花粉アレルギーの心配がない。
☆ 水を与える必要がない。(与えてはいけない)
☆★ 短所 ★☆
☆ 水気に弱い。湿気のある所に置いてはいけない。
☆ 直射日光など、紫外線によって褐色(かっしょく)することがある。
☆ 衣類や壁などに接したままにしておくと、色が移ることがある。
☆ エアコンやヒーターの風が直接当たらないようにする。
(乾燥し過ぎると、花びらのひび割れの原因となる)
お花が大好きな私は、
ずっと眺めていても飽きなくて、毎日楽しんでいます・・・