★☆ 愛しき時間(とき) ☆★

2007年に乳がんと肺がんを克復しました。
現在 ACTH単独欠損症(特定疾患)、糖尿病の闘病中です☆

乳がんとQOL~輝くあなたのために~

2009年03月28日 | 乳がん

今日、リーガロイヤルホテル広島において、
ブレストケア・ピンクリボンキャンペーン広島実行委員会主催、
乳癌患者が治療後を元気で心豊かに暮らす方策について話し合う「ランチョン・セミナー」があり、
私も参加してきました。


★ブレストケア・ピンクリボンキャンペーン in 広島★

      


【1部・・基調講演】11:05~12:45
「食べて癒す~愛情あふれるケアとは~」
講演 : 藤田保健衛生大医学部 外科・緩和医療学 東口 高志教授

【2部・・ランチ】12:45~14:00
「広島の野菜で彩る和のランチ」
お話 : リーガロイヤルホテル広島 総料理長 佐伯 斉氏
お話 : (社)広島県栄養士会 理事 藤井 葉子さん


今日のテーマ「乳がんとQOL(生活の質)」は、
乳癌と肺癌を患った私としては、非常に関心が高く、
一生懸命お話を聞かせていただきました。
≪QOL(Quality of Life)とは・・生活の質≫

東口先生は、医療には二つの愛情」が必要だと言われます。
① 患者さんが日々感じておられることを大切に思い、その方を抱きしめるような愛情と、
② 実際にきちんとした医療を責任をもって提供する愛情です。

本当にそうだな・・と思いました。

東口先生の仕事の場である緩和医療病棟」では、医師、看護師、薬剤師、管理衛生士など、
医療に携わるスタッフが担当領域の壁を取り払ったチーム医療によって、
全人的なケアが実践されているそうです。

従来のように、悪い部分はすぐ切除とか、放射線治療だとかいうのではなく、
人間の体が持っている治癒能力を利用して、患部を修復させるために、
代謝・栄養学に精通しているチームをつくって、治療を行っているのです。


「きちんと栄養をとれば体力が回復し、自ら食べることが生きる気力にもつながる。
QOL(生活の質)の改善や、延命につながると同時に、
医療の質も上げることができる」


そして、その実践のために、NST(Nutrition Support Team : 栄養サポートチーム)を日本で普及しようと、
東口先生は先頭にたって活動してこられました。


≪緩和医療の新しい試み・五本柱≫
1.緩和ケアNSTの設立
2.全人的医療の実践
3.癒し
4.コミュニティーの確立
5.腫瘍学の導入

≪NST(栄養サポートチーム)とは?≫
医師や看護師、管理栄養士たちが、職種の壁を越え、
患者が栄養をとる方法などを管理するチームのこと。


日本人の三分の一が癌で亡くなる時代。
しかし、直接、癌で亡くなる人は少ないそうです。
癌自体の進行で直接的に亡くなる前に、
多くの人は免疫が落ちることで、感染症に陥り、高熱に苦しんで亡くなるとのこと。
とても残念です・・・

感染症の予防のために、「栄養の確保」して免疫力を高めることが大事。

東口先生のご専門でもある「代謝・栄養」というものの重要性をもっと理解する時代がくれば、
感染症で亡くなる人はグッと減るそうです。


点滴(経静脈栄養)するよりも、
口や腸(経腸栄養)から投与した方が、早く体が回復することや、
切除された組織の修復も促進することがわかってきました。

緩和ケアでは、経口摂取が基本となっています。

栄養管理がきちんとできていれば、
「生きよう」「生きたい」という希望が生まれてきて、
「どうせ死ぬんだ、もう駄目だ」という虚脱状態に陥りません。

入院時には、寝たきりで床ずれが出来ていた患者さんや、
肺炎を起こしていた患者さんが
栄養を確保して、エネルギーを蓄えることによって、元気になっていかれると聞き驚きました。
そして、最後の最後までエネルギーを使い果たし、
すーっと、楽に、亡くなられるそうです。
エネルギーを全て使うことで、苦しむことなく、亡くなられるのです。
しっかり栄養を摂り、十分な治療をしてもらったことで、納得して逝かれるのでしょうね。

終末期を迎えた癌患者さんにとって、
栄養を確保することが「生きる気力」につながるように、
癌の治療を終えた私たちにとっても、栄養の確保は必須です。
それによって、免疫力を高め、再発や転移を予防できます。

現代では、男性は2人に一人が癌になり、
女性は3人に一人が癌になるそうです。

乳癌に限らず、どんな癌でも、どんな病気においても、
QOL(生活の質)を高めながら元気に暮らして生きるのが理想ですね。


東口先生のお話のあと、
参加者でランチをいただきました。
       

     



食べることの幸せ、生きていることの幸せ、
今、元気でいることの幸せ、
この幸せをずっと感じていたいと思いました。

癌が再発したり、転移することのないように、
これからも「栄養の確保」に努めたいと思います。







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新広島市民球場、ついに完成!

2009年03月28日 | スポーツ

広島市南区に建設中だった新広島市民球場(通称:マツダスタジアム)
ついに、完成しました♪
今日、完成式があり、
プロ野球・広島東洋カープ本拠地として、
4月10日の中日戦がこけら落としになります。

【写真特集】完成した新広島市民球場の下から上からの写真


≪新広島球場の特徴≫

1.広島の新しい観光資源としてPR☆
  新幹線など、JR車窓から試合の様子が見える。

2.左右非対称とした構造☆
  日本の球場では珍しい左右非対称のグラウンド(右翼100メートル、中堅122メートル、左翼101メートル)が特徴。

3.多様な観戦シート☆
  熱烈なファン向けの「パフォーマンスシート」「砂かぶり席」のほか、
  「ボックスフロア」「パーティフロア」「ブルペンレストラン」「のぞきチューブ」などが用意され、
  多くの人に、様々なスタイルで観戦を楽しめるよう配慮してある。

4.ファウルグラウンドの縮小☆

5.緩やかな勾配のスタンド☆
  1階席/8.9~18.6度、2階席/29.5度と国内の一般的な球場のスタンドと比べて、
  5~10度勾配が緩やかで、メジャーリーグのスタジアム並みである。
  このため、コンコースへの行き来も楽である。

6.ゆったりとしたスペースの席。
  内外野スタンド全席に、メジャーリーグクラスの横幅50cm、奥行き85cmのスペースが用意されている。

7.幅が広く、段差のないコンコース。
  内野部分12m・外野部分8mの幅をもつコンコースは、
  1階観客席の最後部に配置される。
  ここには多数の売店・トイレが用意されていて、どの位置からもフィールドを眺めることができる。

8.ユニバーサルデザインの導入☆
  車椅子利用者のためのスペースがコンコース上に90席用意された他、
  利用者は、エレベーターを使えば、球場内のあらゆる場所へアクセス可能である。

9.自動散水装置の導入☆
  内外野の天然芝を効率的に育成・維持するため、
  グラウンド内には57基のポップアップ式自動散水装置が導入されている。


   ★=☆★=☆★=☆★=☆


待望の新球場完成!
なんだか・・わくわくしてきました!

定員は3万3000人で、
旧広島市民球場とあまり変わりませんが、
今までの不便なところがすべてが改善されていて、
観戦シートも様々で楽しく応援できそうです♪

後は・・

カープの選手の皆さんが頑張って・・・・・

今年こそ、新球場元年にふさわしい成績を残し・・・・

そう、今年こそ、絶対に優勝しましょう!








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