クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

正月の楽しみ~寄席に行く

2012-01-08 | 日記・エッセイ・コラム

お正月の東京は、味わいあるよ

お伝えしましたが、

その味わいを たのしむのに

「最適の場所」は

ズバリ

「寄席」かと ぞんじます。

しわす(師走)から、小正月まで

寒風吹きすさぶ街の中、

 寄席の前を通ると、

 あったかい笑い声がその奥に聞こえる」

うちのチットなどは言います。

「マッチ売りの少女」みたいな話だな・・・ 

032_2

 <三が日の新宿末広亭>

去年のくれに

ダンシ・シショウ(立川談志師匠)がお亡くなりになったこともあり、

世は

「談志追悼・落語ブーム」

ダンシ・シショウはのぞんでないのに、

一部

「談志神格化」をはかる ブスイ(無粋)な向きも

ありますが、

なんとなし

らくご界全体にも、追い風ふいてる 年の明けに

らくごファンやってるクリン一家も、よろこびます。

028_2 てれやでやさしいえがおのダンシ・シショウ

ただ

こうなっても、ヨセに来る「ご新規さん」は少ないのが

クリンとしては

はがゆく思えます。

テレビで見る「高座」は、味わいこそ伝わるけど、

なぜか

ビックリするほどつまらない時 多いのに、

ヨセの芸は

おかしなくらい・おもしろい

きょりかん(距離感)や、

リズムのモンダイもあるのでしょうが

ヨセでしか出会えない「噺家」さんたち

たっくさんいて、

その人たちの、チョーチョーハッシ(かんじ:丁々発止)が

何時間もくりひろげられる・一大えまき(絵巻)

それをお客さんは 

ビールやおつまみ

お弁当片手に、たのしむのです。

その

ツウ(通)のお客さんの気ままなわらいは

時として

「芸」よりも、タッシャです

 

古典落語の名作を、名人芸でしかきかないような

 落語好きも、世の中たくさんいるけれど

 そういう人に、一度

 川柳川柳(かわやなぎ・せんりゅう)の芸でも見せて、感想を聞きたい」

というのが

チットのいけんです。

 

034_2 ← まずは「演目の勉強」と、昔はクリンもおもっていました。

「奥が深そう」に見えちゃって、

「酸いも甘いもかみわけた、シブイ大人になってから行こう」

と、

二の足ふんでる人いたら

とりあえず すぐ行きなって

せかしたい

「末広亭」(おにいちゃんすいせん)や

「浅草演芸ホール」(チットすいせん)では

日夜

若手・ベテラン・女流・講談・曲芸・奇術・・・と

さまざまな

おどろきのワールドがくり広げられているのです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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お正月~東京が一番いい季節

2012-01-08 | 歳時記

松の内があけました。(※ お江戸ではげんざい 1月7日まで)

034 お正月の食卓は、ふだん見かけないものがたくさんのり、(昆布巻き・数の子など) 037

たのしかった・クリンです。

036 なんと ダッサイ(獺祭)の酒かす

あまざけ(甘酒)や

かす汁仕立ての おぞうに(雑煮)も、

おめでたキブンを 

エンシュツ(演出)してくれました

おせいぼ(歳暮)の「ずんだ餡・ごま餡」が

あまりにおいしくて、

おもちも、いくつ食べたことか・・。  033_2

              (いわき市の、とあるお店でこっそり作られています)

いつもとは

ようすのことなる食べものだけでなく、

・暮れの買出し

・年またぎの寺社のにぎわい

・福袋行列

・初詣客のきもの姿

 

など

日本人らしく、もりあがる町が

見られるのは、

東京では

やっぱり お正月なのです

 

(さくらの季せつは、京都ががんばるし)


こてんげいのう(かんじ:古典芸能)のしらべが

花をそえ、

のどかなしんねん(新年)・松の内を、

毎日たのしんでいた クリンでしたが、、

<笑点・元旦スペシャルで初笑い>031

 

また来年までおあずけなんだなって、

さびしく夕空をみつめます・・・  035

 

 

 

 

 

 

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