何年にいっぺん、という さむさの
今年の冬。
たまにふりつもったゆき(雪)は、
なかなか とけませんでした。
<多摩・中央公園の竹やぶ>
とってもせいけつです。
「 さらさらと 竹に音あり 夜の雪 」
(正岡子規)
夜は ここにも
さらさらと
つもって・おちたに、ちがいない。
そう、クリンはかんじました。
ここできっと
<徳岡神泉「一二ヶ月図・花鳥」 (昭和初期)>
ふかい
しぜんかんしょう(かんじ:自然観照)に ねざし、
きょうとで、
うつくしい作品のこした
とくおかしんせんは、
ゆきのうつくしさにも 目をこらしました。