このじき(時期)、お外をあるいていると、
冬の木って、おもしろい形・してるんだな
ってことに
気づきます
こんなにさむいのに、
はっぱがおちて、はだかの木たち
でも、
よく見ると、
そんなに辛そうな ようすもみせず、
「乾布摩擦」にはげむ・おじいさんのように
枯れて、なおカクシャク!
と、してらして
いさぎよい・おすがた。
日が当たっていると、
ほがらかにさえ
かんじる、枝の木は、
いがい(意外)に
冬におけるジブンたちのこと、
「そんなにヒサンじゃないよ!」って
言いたいのかも、しれないな。
白いお花が咲いたりするし
所かわって、中央こうえん。
時々
こうして
きょうちょうせい(かんじ:協調性)のない、
「常緑樹軍団」に
お目にかかることも、ありますが、
かれらにきいたら、
「さむいの、どうしてもダメだから・・」
って、
申しわけなさそうに、話してくれました。
でも、
東京の「都木」である イチョウ兄いが、
白くかがやく・ハダをさらして、
「てやんでえ、この腑抜けのドテラ野郎どもめ
てめえら、冬でも江戸っ子は
着流しの下は ふんどし一丁ってしらねえのか!
味噌汁で顔洗って、
とっとと出直してきやがれ」
こわいから、
松のおやぶん(親分)に
「上納金」つんで、
とりなして もらっているそうです。
たま・中央こうえん内にも
いろいろ・もめごと
あるみたいですが、
そのサイドのレンガ坂の
ゆりの並木たちは
なかまで固まって、おだやかにすごしているようです
レンガ坂をのぼると、
「桜美林大学」の
しせつがありますが、
そこの「ゆりの樹」は
冬だろうと、
しょうばい(商売) で
成功をおさめる木もある
すごいな~
こった川のさくら並木を、
クリンはイエジ(家路)に つきました
ふと 上を見ると、
家にあった本で見た、
フジシロセイジ(かんじ:藤城清治)
って
画家の、