戦争文学じゃありませんが、
今読むべき世界の文学を もう1つ『ガリヴァー旅行記』です!!
(※こないだ、SWIFTからのロシア除外が発動されたじゃないですか
スウィフトといったら、ふつうの人がイメージするのは『ガリヴァー あと、スズキの車
)
~ざっと復習~ 船医のガリバー
は、航海の途中で、変な国々に漂着します。
①小人の国
②巨人の国
③空に浮かぶラピュタ
④不死の人がいる国
⑤日本
⑥高等動物フウイヌムの国
(ちなみに、⑥の国には人間に似たおぞましい下等動物「ヤフー」というの
ラピュタはジブリ映画「天空の城ラピュタ」のモデルだし、鎖国中の日本も出てきて
、いろいろおもしろいです
)
・・・・・
しかしながら
これは風刺文学なので、
ガリバーが出会う各国の人々を通して、現実の人間社会のダメな面を見つめ、反省する。
そのために、存在する本です たとえば・・
小人の国と巨人の国で、
全く・ことなるたいぐう(待遇)を受けた
ガリバーは、
「価値基準は、変わるものだ」
と 気づきますし、
学問へんちょう(偏重)
のラピュタでは、
「ここの人々は、まともにコミュニケーションもと」
と 気づきますし、
不死の人間がいる国では、「不老を伴わない不死は苦痛でしかない
」
と 気づきます 高等動物の国では、「人間がいかに野蛮で下等な、おぞましい動物であ
に
気づきます
「くだらない理由で戦争をおっぱじめるし、
救いがたいんだよね!
オレたちが生きているこの人間社会は・・・!!」
って、
作者のスウィフトは 言っているのです。 今、世界のいせい(為政)者たちに、読んでほしい本です。