おあつう・ございます
クリンなど、カキ氷なしでは
昨夜のような、かぜ(風)のない
ねぐるしい夜。
夏場には、かならず
2・3日はあるもの。
そんな時、古くから人々は
リョウ(涼)をよぶため
こよい・クリンが、
ねむれない夜をすごす・みなさまのため
子どものころきいた
こわい話を 一つ、します。
<怪談「部屋の四隅」>
「大学の山岳部の4人が、「遭難」し
山小屋で、一夜をすごすことに なりました。
部屋は、まっくら
外はさむい
うっかり・ねたら、キケンです
4人は、ねむらないように・するため、
5分ごとに、あることをしよう、と決めました
時間が来たら、ひとりずつ
「時計回りに壁際を歩き、」
次のすみ(隅)にいる人に、タッチする
ふれられた人は、
次のすみ(隅)にあるいて行って、そこにいる人に
タッチする・・」
・・・・
かれらは、一晩中、
へやのコーナーを、ぐるぐる・あるきつづけ、
朝をむかえました
命びろいして、よろこぶ4人
しかし・ふと
そのうちの一人が、
へんなかおして、言いました。
「この、コーナーリレーってさ、
5人いないと、成立しないんじゃないか・・?」
・・・・・え?
そこにはだれも
いなかったはず
なのに・みどりは、だれかに・タッチされ、
黄色のところへ、あるいたのです
いるはずのない、だれかが
ムラサキがタッチしたのは、