無知の涙

おじさんの独り言

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2012年01月10日 | 日常

この地へ引っ越して一年以上になるが、ようやくレンタルDVD屋の会員になりました。


正月に観たアイアンマン2が面白くて、どうしても1が観たくなってしまった。

いろいろとツッコみたくなる箇所はあったが、1も面白かった。2のブッ飛び方もスゴかったが、1もなかなかブッ飛んでる。

2同様に、おい!とツッコミを入れたくなる箇所は色々あったが、この作品にそんな野暮ったいコトしてたら、とてもじゃないが仮面ライダーは楽しめない。

アイアンマンは日本で言う所の仮面ライダーで、仮面ライダーをより現実的にした感じがします。

映像表現のリアルさはもちろん、周囲への影響におけるリアルさと言うか。

子供向けの娯楽作品である仮面ライダーを、そういったフィルターで眺めて真剣にアレコレ討論するのは馬鹿げたコトだと思うが、面白そうなので馬鹿げた行為であるという前提の元で、ちょっとだけ真面目に考えてみたい。


まず仮面ライダーのような突出した戦闘力を、各方面が放置しておくハズがない。敵側の秘密結社的な存在にしても。


作中で警察は完全に他人事の様に仮面ライダーも敵側も放置しているが、実際にはトンデモないことである。警察が手に負えない脅威に対して黙認しているコトになってしまう。

警察の手に負えなければ、自衛隊が動くしかない。

そして自衛隊の手に負えなければ、各国が軍事介入してくるであろう。自衛隊の武装がライダーより劣るというわけではないが、専守防衛という観点からすると、なかなかスピーディに対処は出来ないのではないか。


モタモタしてるうちにアメリカあたりがシビレを切らせる。それは自衛心もあるが、そんな訳の分からん技術が他国の手に渡ってしまうのを一番恐れるハズ。マスコミには緘口令が敷かれ、捕獲、殲滅オペレーションが展開される。だが、このネット社会では簡単に情報が洩れてしまうだろうから、他国の工作員だって捕獲する為に暗躍するだろう。

ライダーシステムを量産させる事ができれば容易く他国とのミリタリーバランスを崩壊させることができ、また他国に量産されたら自国のミリタリーバランスが崩壊してしまう。

武装組織の手に渡れば、これまでよりも大規模なテロを簡単に起こせてしまう。

フォーゼなんか単体で大気圏に突入できる強度を持ち、武装も揃っているという、もはや完全に拠点奇襲型の歩く兵器。武器を持ち込むことも、飛ばすこともしなくて良い。宇宙から敵地へ突入すればいいのだ。通常の移動時は変身解除すればいいし、ターゲットの拠点直前で変身してロケットで特攻し、レーダーとランチャー、ファイヤーステイツなどで遠距離攻撃しつつ陽動、内部に侵入してからの近接戦闘、システム系の破壊はエレキ、目的を果たしたら適当にロケットで脱出し、変身解除すれば良い。あくまで奇襲なので、2度は成功しないだろうけど。

そういった部分をリアルした内容で仮面ライダーを作って貰えないかなぁ、と日々願望しています。