閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ジンジャー

2009-11-15 20:14:14 | 日々
ひと月くらいつづいていた咳がようやく下火になってきた。
熱も何もなくて、ただときどきコンコンと咳が出るだけ。
夜中に咳で起きてしまうのと、電話で話しにくいのが、
困るといえば困るくらい。

もともと「秋の花粉症」の気があり、
今年はそれが咳の症状になったのかもしれない。
たぶんそんなところでしょう。と勝手に自己診断して、
(お医者さん嫌い、おくすり嫌いですので…)
風邪とインフル患者であふれる病院には一歩も近寄らず、
うちでショウガ湯を飲んでいた。

市販の粉末のショウガ湯がどうにも甘すぎるので、
レシピを探してきて、自分で作ることにした。
ちょうど農産物直売所に、きれいな新ショウガが出ていた。
一袋買ったら、かなりの量がある。

皮ごとよくよく洗い、薄切りにして、
三温糖をまぶし、しばらくおく。
ショウガの汁が出てくるので、そこに水を足して、火にかける。
分量は、ショウガ1、三温糖1、水2の割合。
煮立ったら弱火にして、20分から25分、コトコト煮る。
タイマーをかけてほうっておけばいいので手間がいらない。
とろっと飴色でピリ甘のジンジャーシロップができる。

冷めたら、ショウガとシロップを分けて、冷蔵する。
新ショウガなら、漬けっぱなしでもいいかもしれない。
古根ショウガだと苦味が出るので、漉したほうがいいと思う。

寝る前に、好みの濃さにお湯割りにして飲む。
とても身体があたたまる。
朝はホットミルクに入れたりもする。
お砂糖がわりにオートミールにかけてもいい。
炭酸で割ればジンジャーエールになるそうだけれど、
うちで炭酸飲料はほとんど飲まないし、
それはまあ夏まで残っていればの話。

シロップをとったあとのショウガは、
そのまま刻んで肉と炒めたりして使える。
煮て味が柔らかくなっているし、甘みもついているので、
きんぴらに入れると美味しいことを発見した。

さて、毎年11月には恒例の「カレンダー買出し」に行くのだが、
今年は、咳をしながら電車に乗るのがはばかられたので、
早手回しに通販で買いそろえてしまった。
ちょっとつまらない。
大きな街の大きなクリスマスツリーを見たくなってきました。

コメント
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