閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

春のあやとり

2013-03-13 15:32:12 | 日々


ひらきかけのアジサイの新芽を見ていたら、
何やらあちこちできらきら光っている。
細い細い蜘蛛の糸。
光の加減で、見えたり、見えなかったり。
植物が動き出すと同時に、こういう生き物たちも活動を開始する。
本体は小さすぎてどこにいるのかわからない。
糸を出し、糸ごと風に飛ばされて、落ちたところに網をかまえる。
小さいながらも、みんな冒険家で、開拓者で、ギャンブラーだ。

 

あやとりをしているようなアジサイの葉。

 

ヴェロニカ・ペルシカ・・とでも呼んでおきましょうか。
朝咲いて、夕方には閉じる一日花。

 

このちょっとフシギなものはルバーブの新芽。
秋に植えた苗が冬を越してむくむくと土の中から出てきたところ。
寝起きのくしゃくしゃで失礼。

ルバーブはフキのような太い茎をジャムにする。
酸味があってたいへん美味しい。
しかも、これほど簡単にジャムにできるものは他にない。
ただし寒冷地の植物なので、高温多湿の夏場を無事に
乗り切れますかどうか。

 

 

シランの種のさや。形はユリの実に似ているが、
ラン科の種子は粉のようにこまかく、
すきまから少しずつこぼれていく。
ほら、もうからっぽ。

 

 

カリンの新芽。
お外に出るのが待ちきれず、重なりあって、
早く早くと騒いでいる。

 

 

樹形はあまり梅らしくないが、かといって桜でもないようだ。
昨年もわからなかったし、今年もわからない。
園芸種、果樹かと思っていたけれど、いまだ実がついたことはない。
この木を植えた人がもうこの世にいないので、聞くにも聞けず。

 

とにかくバラ科の何か、ということで。

 

 

明るいほうを向く。
気持ちのいいほうへ行く。
大切なのは、それだけ。

 

 

本日の「いいね!」

メビウスの家

えーっと・・
どうやって上の層に行くのかな。
考えれば考えるほどわからなくなるんですが、
とりあえずご紹介。
(そもそも、3Dプリンターって、何?)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする