ひらきかけのアジサイの新芽を見ていたら、
何やらあちこちできらきら光っている。
細い細い蜘蛛の糸。
光の加減で、見えたり、見えなかったり。
植物が動き出すと同時に、こういう生き物たちも活動を開始する。
本体は小さすぎてどこにいるのかわからない。
糸を出し、糸ごと風に飛ばされて、落ちたところに網をかまえる。
小さいながらも、みんな冒険家で、開拓者で、ギャンブラーだ。
あやとりをしているようなアジサイの葉。
ヴェロニカ・ペルシカ・・とでも呼んでおきましょうか。
朝咲いて、夕方には閉じる一日花。
このちょっとフシギなものはルバーブの新芽。
秋に植えた苗が冬を越してむくむくと土の中から出てきたところ。
寝起きのくしゃくしゃで失礼。
ルバーブはフキのような太い茎をジャムにする。
酸味があってたいへん美味しい。
しかも、これほど簡単にジャムにできるものは他にない。
ただし寒冷地の植物なので、高温多湿の夏場を無事に
乗り切れますかどうか。
シランの種のさや。形はユリの実に似ているが、
ラン科の種子は粉のようにこまかく、
すきまから少しずつこぼれていく。
ほら、もうからっぽ。
カリンの新芽。
お外に出るのが待ちきれず、重なりあって、
早く早くと騒いでいる。
樹形はあまり梅らしくないが、かといって桜でもないようだ。
昨年もわからなかったし、今年もわからない。
園芸種、果樹かと思っていたけれど、いまだ実がついたことはない。
この木を植えた人がもうこの世にいないので、聞くにも聞けず。
とにかくバラ科の何か、ということで。
明るいほうを向く。
気持ちのいいほうへ行く。
大切なのは、それだけ。
本日の「いいね!」
メビウスの家
えーっと・・
どうやって上の層に行くのかな。
考えれば考えるほどわからなくなるんですが、
とりあえずご紹介。
(そもそも、3Dプリンターって、何?)