閑猫堂には、開設時に決めたルールが2つあります。
ひとつは、ぐちを書かないこと。
悪口、不満、痛いとか辛いとか苦しいとか、
いやなこと、きらいなもののことは、できるだけ書かない。
もうひとつは、メッセージを書かないこと。
不特定多数の人に向けて物を言わない。
わたしはこう思う。わたしはこうしている。と、
それだけしか書かない。
という自分ルールをなるべく守りつつ、
つまりは、まあ「どうでもいいようなこと」を書きつづって、
そろそろ5年近くになります。が、
本日は特別に例外とさせていただき・・
以下、閑猫堂からのメッセージ。
<被災地以外の方に、おねがいしたいこと>
その1
情報の拡散は気をつけて。
インターネットの情報が切実に頼りにされています。
善意から、情報拡散に協力される方、
知らないうちに誤った情報をひろめてしまわないように!
「丸ごとコピペ」は危険です。
いかにも本当らしい内容でも、必ずひとつひとつチェックして、
出どころの確かなもの、自分で確認し納得したものだけを。
記事には日時をいれ、地名や名称は書くならちゃんと書く。
「○○だそうです」という又聞き情報ではなく、
信頼できる元サイトのURLを貼るようにしてください。
その2
被災地への支援を。
個人でモノを送らないこと。
個人でボランティアに出かけないこと。
ばらばらでは、ロスも大きく、かえって迷惑のもとです。
何でもお金で解決できるとは思わないけれど、
何かしたい人が、離れた場所からできる最良の支援は
「募金」
これしかありません。
わたしは、毎年、誕生月にユニセフ募金に協力をしています。
それは、日本より困っている国がたくさんあると思うから。
でも今回は、直接に被災地に届けたいので、
とりあえず昨日インターネット募金をしました。
クレジットカードをお持ちの方は、これがいちばん早い。
真似できる人は、すぐ真似してください。
100円、500円と、少額からできます。
「Yahoo! 緊急災害募金」
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html
「goo募金」
http://special.goo.ne.jp/donation_earthquake/
上記は一例です。
各自、信頼できると思う大きな組織に、おねがいします。
NHK・共同募金会・日本赤十字社も、きょうから受付を始めました。
「東北関東大震災義援金」
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/110314-001.html
(3月15日に追加)
上の記事を書いたあとで、ユニセフにも窓口ができました。
「ユニセフ 東日本大震災緊急募金」
http://www.unicef.or.jp/kinkyu/japan/2011_0315.htm
その3
子どもたちの心のケアを。
小さいお子さんをお持ちの方へ。
一緒にいるときは、TVをなるべく消してあげて!
「万一のとき」の備えはもちろん、もちろん大切。
現実を直視することも、大切。
だけど、
「そんなことは絶対起こらない」
「ここにいれば大丈夫」
そう信じて、安心して食べて、眠って、毎日を過ごす。
それが、子どものすこやかな成長に、どんなに大切か。
日本中に不安の種をまいてはいけない。
子どもたちは、笑って、遊びなさい。
子どもの身近にいる人は、そのことを最優先に。
いま大丈夫な人は、いまをしっかり暮らしましょう。
明日は昨日より、きっとよくなると、
信じたい。信じよう。
追記:
素早いメッセージありがとうございました。>音夢鈴さま
そうかぁ!
お気に入りのTVアニメが放映されないのは、
「ヒーローたちがみんな現地に助けに行ってるから」
だったのね。
「いま残っているようじゃヒーローじゃない」。
なんて素敵な言葉でしょう。
がんばれ、みんな。