閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

たまごライト

2011-03-22 23:27:20 | 日々

また出ました、謎の天体。

つぶれた満月?
それとも、卵の黄身?

その正体は・・

はい、こちらです。
単三電池4個入りのライト。
直径約11センチ。
上からポンと押せば点灯し、また押せば消える。
非常にシンプル。
そして光が柔らかくて優しい。

本来「持ち運び用」ではないみたいですが、
片手で持てない大きさではないし。
停電時に、勝手知った家の中を移動するだけなら、
強力なサーチライトは必要でない。
これを持って歩き、行った先でまたポンと置く。
テーブルくらいの広さはじゅうぶん照らしてくれます。
なんだかね、「光のたまご」をそろそろと運んでいるような、
ちょっと神秘的な気分になれます。

もうだいぶ前にどこかから貰ったもので、
商品名もメーカー名もどこにも表示がないため、
「おすすめ」ができないのが残念。


ただいま、わが家はなんとなく「くらやみ」ブーム。
とにかく、停電でなくても明かりがついていない。

考えてみれば、これまでたいした理由もなく、
習慣で「つけておく」場所もあったわけで。
さすがに自室の蛍光灯の半分とパソコンはついておりますが、
(ついてないと、これ書けませんからね・・)
あとはうちじゅう、忍者屋敷みたいに真っ暗。
月がなくても外の方が明るいくらい。

この際だから、暗闇でも動けるように練習しておこうと思う。
階段の手すりを持って、数をかぞえながら降りていく。
(「いま何時だい」なんて聞かないでね!)
お風呂場までたどりついて、はじめて明かりをつける。
そうルールを決めてみたら、あんがい不自由でもないので、
もう毎晩そうしている。
ただし、途中に黒猫なんかいてもぜんぜんわかりません。
こないだ真鈴をちょっと蹴っちゃった。
ごめん。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御飯の炊き方

2011-03-21 17:46:57 | 日々

停電対策として、「ごはんを鍋で炊く方法」が
動画投稿サイトでいくつも紹介されていた。

えーそんなにみんな知らないコトだった?と軽く驚いたが、
考えてみればわたしだって最後に鍋で炊いたのは
たしか20年以上前で、あれはたしか古い電気炊飯器が
いきなりバチッと火花を散らして壊れたときだっけ。

結婚する前は、実家に電気炊飯器がなかったので、
(昔の炊飯器はあまり美味しく炊けなかったしね)
わたしは中学生のころから鍋で炊いていた。
学校から帰ると、テーブルの上にはたいてい
お米何合と母の指示が書かれたメモがあった。

「ああ、はじめちょろちょろ、なかぱっぱ、ってやつ」
と多くの方がおっしゃるが、そのやり方は知らない。
厚手の鍋で、ふたをして、はじめっから強火。
ぶくぶく煮立って、ふきこぼれる寸前に弱火にして、
鍋のサイズやお米の量にもよるけれど、だいたい15分。
最後にぶわっと3秒間だけ強火にして、消す。
消したらそのまま10分むらすと、できあがり。

手元にあるいちばん古いお料理の本をひらいてみると、
最初に「御飯の炊き方」がおよそ8ページにわたって
たいそう詳しくていねいに説明されている。
以下、「家庭料理基礎篇」(婦人之友社 昭和29年改訂版)より
ちょっと引用させていただきます。

<私たちが1食に食べる御飯の量を
普通の御飯茶碗に2杯半(かるく3膳)とすると、
それはお米の時は同じ茶碗に1杯であったのです。
即ちお米の増える率は約2倍半ということになります。
茶碗1杯のお米の分量は、140グラムが普通です。
140グラムは1合にあたります>

理詰めで迫ってくる感じで、何やら説得力がある。
(いや、しかし、1食にかるく3膳ですか。
うちではふたりで1合でもたいてい余りますけど・・)

<火を弱くすると今まで水平に吹き出していた湯気は
お釜の蓋に沿って上へ立ち上ります。
その中に湯気はだんだん弱くなり、
四方からお釜の蓋を包むような形になって、
終いには殆ど消えてしまいます。
なおよく観察していると、いかにも御飯の炊けたらしい
香りがして来ます。そこで火を止めます。
弱火にして約15分から20分ですが、
これもお家の実験でよくためしてみて下さいませ>

観察と、実験。
料理の理は、理科の理でもあるのね。
とすると、理系女子のみなさんはお料理じょうずかも。

<芯が出来たり、お焦げが出来たりした時の
応急手当もありますが、これまで申し上げたようになされば
家庭で炊く少量の御飯にそういう失敗のある筈はありませんから
特に申し上げません>

・・あらら。

上の画像は「目秤り、手秤り」というとても役に立つページ。
この本、実際には漢字はすべて旧字体、
単位はメートル法と尺貫法が併記され、
グラムは瓦という字が使ってあるレトロ仕様。
えーと、たぶん、うちの母が結婚前にちょっと通ってた
お料理学校の教科書だと思われます・・
物持ちの良い子でしょう!

(そして、この本を読んでいると、わたしはなんとなく
宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」を思い出すのだけれど、
それはいったいなぜだろう)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

よそ猫・マドレーヌ

2011-03-20 17:41:59 | 日々

おやあ?
この子は誰でしょう。

すもも嬢さんとよく似た色をしておりますが?
いいえ、とんでもない。
12年も嬢さんのお世話をしているばあやが
見間違えるはずはございませんですよ。

身体がひとまわり大きいし、目の色も違います。
第一、尻尾が長いです。
窓のガラス越しで微妙にソフトフォーカスですが、
なかなか綺麗な顔立ちの猫さんではありませんか。

はじめまして、マドレーヌ。

マドレーヌ?・・(笑)

しばらく前から、おもてでにゃごにゃご鳴いていましたが、
ようやく昼間に目撃写真が撮れました。
どうやらときどき窓の猫穴から入ってくるらしく、
夜中にいきなり階下で大声で・・

「あーそーぼー!」

・・って言われましてもねえ。
ごめんねー。うちの子たち、あそばないの。

人の顔をみると、すとんすとんと駆け去っていきます。
成猫だし、見たところ元気そうなので、
保護対象ではなく、ゴハンもあげていませんが・・
どこかの飼い猫さんかな。野良さんかな。

しかし、不思議なことに、うちの猫どもは全員、
この子を警戒する様子もなく、ほとんどスルー。
きなこが初めて来たときには大騒ぎだったのに。
さんちゃんに「ほら、マドちゃん来たよ!」と言ってやっても、
警備隊長、だらりんと寝ていて、起き上がろうともせず。

ということは、さんちゃんが連日ケンカしていた相手は
マドちゃんではなく、また別の猫だったのか。
よくわかりません。
猫どうしの「おつきあい」って、いったいどうなっているのやら。

「やっぱり入っちゃだめ?」
「だめー」

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月が一番近づく夜

2011-03-19 11:20:25 | 日々

18年に一度とかいう「スーパームーン」。
お月さま大好きな人はぜひお見逃しなく。

http://science.nasa.gov/science-news/science-at-nasa/2011/16mar_supermoon/

こちらはお月さまではありません。
光の林檎?
発見された小惑星?
その正体は非常用ろうそく398円・・(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キャンドル・ナイト

2011-03-18 21:08:58 | 日々

外のほうが明るい月夜。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひなたぼっこ

2011-03-17 09:54:20 | きなな日記

きなこ(左・推定2歳♀)  茶々(右・9歳♀)

「けーかくてーでん」が くるので
まっていたら きょうは こないんだって
3じかんだけ くるって いってたのになあ
あしたは どうかなあ
きたら いっしょに ひなたぼっこしようね

きななは このごろ ちゃちゃねえちゃんと
すこーし なかよしになりました
そとから かえってくると はなと はなを
ちょんと つけて 「ただいま」をします
ねえちゃんは すききらいが おおいから
のこした ごはんは きななが たべてあげます

ならんで すわると おなじくらいなのに
たつと ねえちゃんのほうが あしが ながくて
はしるのも はやいから ふしぎ ふしぎ

「ならべてみると きななの かおは こいねー」
って かあさんが いいました
こいって なあに
「はーるよ こい はーやく こい」の こい ですか

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スーパー・ヴェルサイユ

2011-03-16 08:50:54 | 日々

買い物に行くと、スーパーは省電力で照明が落としてある。
わたしは眩しい明かりが苦手で、コンビニなどは
明るすぎて入りたくないくらいだから、
薄暗いほうがむしろ落ち着いてうれしい。

昼から停電で閉店になるとかならないとかで、
あわてて来たような人が多く、店内は何やら気ぜわしい。
噂のとおり、パンとインスタント麺の棚がからっぽ。
米と缶詰類もほとんどなし。
じつは地震後はじめて来たのだけど、
あ、ほんとにないね・・と笑うしかない。

ただでさえ物流が滞っているところに、連日の災害報道で
心細くなって非常食を買い込む人が、
こんな関東圏の端っこの(東海地方の端っこでもある・・)
のどかな田舎の町にもおおぜいいたのだろうか。
食パンにラーメン数個分のお値段で、
安心まで買うことができるなら安いものだ。
もっと必要としている人に会ったらそれを渡してあげてほしい。

生鮮食料品は一通りそろっているようだが、
何を見てもあまり食欲がわかない。
というより、今までだって本当は欲しくなかったのに、
みんな魔法でだまされ買わされていたのではないか。
商品が棚にいっぱいあるように見えたのも、
金ぴかの鏡に映った虚像にすぎなかったのではないか。
そんな気さえしてくるのである。

乾電池、ろうそく、トイレットペーパーも皆無。
胸が少しざわざわしてくる。
店員さんたちは「何を聞かれてもわかりませんから!」
という雰囲気で、あまり顔も上げずひたすらレジを打っている。

「小麦粉ある?」とMがきく。
「あるよ」
「じゃあいいや。いざとなったらお好み焼きでもすれば」
「そだね」

もう1軒のスーパーにも寄ってみたが、やはりパンはなく、
トイレットペーパーはあったので、とりあえず確保。
そのへんでもう考えるのが面倒になり、退散することに。

(パンがなければお菓子を食べればいいじゃないの)
ここぞとばかり、呟いてみる。
どこでもヴェルサイユ宮殿。
手回し懐中電灯だって、3個も持ってるんだからね。


追記:

・・という呑気な記事を書き、明日アップしよう!と保存したとたん、
がたがたがたっ・・と揺れました。

じつは今回、自分で体験した揺れはこれが初めて。
ふつうだったら「あ、地震だ」ですむ程度だけど、
なにしろこういうときなので・・

うわーやだなーなんか来たよーこっち来ないでー

と言いながらそのまま座っておりました。
ほんっとに心臓に悪い。
しかし、とっさの避難って、なかなかできないものですね。
「あわてず落ち着いて」はいたものの、
その次の行動が何もできてない。

TVをみると県内と隣県で震度の大きいところがありました。
ケータイを、このごろちゃんと携帯しているので、
呼夜に「へいきだよ」とメールでもしてみようと思ったら、
なぜだか「圏外」の表示が出ていました。
こういうとき使えなくていつ使うの。
だめじゃんドコモ。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小川の寄り道

2011-03-15 09:16:57 | 日々

(閑猫堂は通常営業に戻ります♪)

<3月15日>

昨日は、東京電力の「計画停電」が始まるというので、
準備万端ととのえ、いつでもいらっしゃい、と待っていたら
結局この地域は回避されたようで、やや拍子抜けの感じ。

覚悟しているんだから、やるならやってくれたほうが良い。
正確に予告どおり来て、3時間で終わるんだったら、
これほど親切な停電はないし、みんなすすんで協力するのに。
きょうはどうなのか、情報がどこに出ているのか、
誰にきけばわかるのかもわからないから困る。
いや、うちなんか困らないけど、通勤の人、通院の人、
出かけねばならない人は本当に困るでしょう。

さて、準備万端というのは何かというと・・
さいわい、照明と暖房には支障がない。
炊飯器や電子レンジのかわりはガスでできる。
あとは・・前にも書いたけど、
わが家の場合、電気がないと、電話が使えない。
部品に電気が必要なガス給湯器とお風呂が使えない。
それと、ポンプがモーターのため、家の中で水が出ない。

水はバケツの汲み置きでいいや、と思っていたが、
Mが長いホースを持ってきて、仮設水道をこしらえてくれた。

もともと公共の水道施設は存在しない地域である。
沢の上流に取水口を作り、そこから裏庭の貯水タンクまで、
水はずーっとパイプを通って流れてくる。
タンクの脇にパイプの継ぎ目があり、手動で切り替えて、
ふだんは1日に1時間くらいタンクに注水し、
あとの23時間はそのまま池を経由して下流に流している。

その継ぎ目にホースの一端をつなぎ、
もう一端をずるずると裏の窓から引き込み、
台所の流しの蛇口に紐でくくりつけると、
きわめて原始的な「かけ流し水道」のできあがり。

この水はもちろん、手元で止めることができない。
だばだばと流れっぱなしである。
おもてで見れば、頼りないかぼそい流れにすぎないが、
家の中に持ってくると、けっこう音がうるさい。
ときどき「あ、水出てる、止めなきゃ!」と思い、
「あ、そうか、止まんないんだ・・」と思う。

考えてみれば、これ、水道というより、川ですからね。
川の一部が、ちょいと寄り道して台所を通っている。
ステンレス流し台で、春の小川が、だばだば踊る。
慣れるまで、しばらくかかりそう。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おねがいしたいこと

2011-03-14 15:02:37 | お知らせ(いろいろ)

閑猫堂には、開設時に決めたルールが2つあります。

ひとつは、ぐちを書かないこと。
悪口、不満、痛いとか辛いとか苦しいとか、
いやなこと、きらいなもののことは、できるだけ書かない。

もうひとつは、メッセージを書かないこと。
不特定多数の人に向けて物を言わない。
わたしはこう思う。わたしはこうしている。と、
それだけしか書かない。

という自分ルールをなるべく守りつつ、
つまりは、まあ「どうでもいいようなこと」を書きつづって、
そろそろ5年近くになります。が、
本日は特別に例外とさせていただき・・

以下、閑猫堂からのメッセージ。


<被災地以外の方に、おねがいしたいこと>

その1
情報の拡散は気をつけて。

インターネットの情報が切実に頼りにされています。
善意から、情報拡散に協力される方、
知らないうちに誤った情報をひろめてしまわないように!

「丸ごとコピペ」は危険です。
いかにも本当らしい内容でも、必ずひとつひとつチェックして、
出どころの確かなもの、自分で確認し納得したものだけを。

記事には日時をいれ、地名や名称は書くならちゃんと書く。
「○○だそうです」という又聞き情報ではなく、
信頼できる元サイトのURLを貼るようにしてください。


その2
被災地への支援を。

個人でモノを送らないこと。
個人でボランティアに出かけないこと。
ばらばらでは、ロスも大きく、かえって迷惑のもとです。

何でもお金で解決できるとは思わないけれど、
何かしたい人が、離れた場所からできる最良の支援は
「募金」
これしかありません。

わたしは、毎年、誕生月にユニセフ募金に協力をしています。
それは、日本より困っている国がたくさんあると思うから。
でも今回は、直接に被災地に届けたいので、
とりあえず昨日インターネット募金をしました。
クレジットカードをお持ちの方は、これがいちばん早い。
真似できる人は、すぐ真似してください。
100円、500円と、少額からできます。

「Yahoo! 緊急災害募金」
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html

「goo募金」
http://special.goo.ne.jp/donation_earthquake/

上記は一例です。
各自、信頼できると思う大きな組織に、おねがいします。

NHK・共同募金会・日本赤十字社も、きょうから受付を始めました。
「東北関東大震災義援金」
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/110314-001.html


(3月15日に追加)
上の記事を書いたあとで、ユニセフにも窓口ができました。

「ユニセフ 東日本大震災緊急募金」
http://www.unicef.or.jp/kinkyu/japan/2011_0315.htm


その3
子どもたちの心のケアを。

小さいお子さんをお持ちの方へ。
一緒にいるときは、TVをなるべく消してあげて!

「万一のとき」の備えはもちろん、もちろん大切。
現実を直視することも、大切。
だけど、
「そんなことは絶対起こらない」
「ここにいれば大丈夫」
そう信じて、安心して食べて、眠って、毎日を過ごす。
それが、子どものすこやかな成長に、どんなに大切か。

日本中に不安の種をまいてはいけない。
子どもたちは、笑って、遊びなさい。
子どもの身近にいる人は、そのことを最優先に。

いま大丈夫な人は、いまをしっかり暮らしましょう。
明日は昨日より、きっとよくなると、
信じたい。信じよう。


追記:

素早いメッセージありがとうございました。>音夢鈴さま

そうかぁ!
お気に入りのTVアニメが放映されないのは、
「ヒーローたちがみんな現地に助けに行ってるから」
だったのね。
「いま残っているようじゃヒーローじゃない」。
なんて素敵な言葉でしょう。
がんばれ、みんな。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

できること

2011-03-13 22:46:19 | 日々

<3月13日>

どのチャンネルでも終日流れ続けているニュースを
どうしても見ないではいられない。
詳しい状況がわかったところで何も良くならず、
かえって知れば知るほど恐ろしくなるだけなのに。

無意識のうちに息をつめて見ているので、
いつのまにか首と肩ががちがちになっている。
こうしてはいられないという焦りと、
どうしようもないという無力感の混合で、
喉の奥がきゅうっと詰まったままだ。

K子さんが手作りのお弁当を2つ届けてくださった。
これは震災とは関係がない。
関係があるとすれば、K子さん宅に週末に泊まるはずだった
お客様がキャンセルになり、用意していた食材が余ったから・・
ということだけだ。

そういえば、Mが出かけた木曜以来、
パンとスープ、ご飯とスープ、チーズひときれに果物1個、
というような超手抜きの食事ばかりで、
ちゃんとおかずを作って食べることをしていなかったから、
(帰宅した土曜日も、Mはそのまま地域の会合に出かけて
家で夕食をとらなかったので・・)
彩りよく詰め合わされたお弁当を喜んでいただく。
甘めに味付けたひじきの煮物などがおいしい。

もしも、万一、災害にあって避難所にいたとしても、
K子さんのような人は、てきぱきと人のお世話をして、
炊き出しの指揮をとって、みんなを安心させてくれそう。
そう思うと頼もしく(勝手にあてにしてすみません;)
自分もすこし大丈夫な気がしてくる。

好きな歌い手さんの公演が中止になったのを知った。
被災地ではないが、会場と設備が一部破損したため、とのこと。
そうでなくても、こんなときだし、まだ余震もあるし、
「まったく歌どころじゃねえ」だよ、ね・・。

某官房長官の会見の中継をみていたら、
回りくどい馬鹿ていねいな喋り方にうんざりしたので、
ニュースを消してDVDを再生してみる。
これは昨年おこなわれたコンサートのライブ。
ほんとうに嬉しそうな笑顔と、
「そのまままっすぐだ 行けよ」と歌ってくれる声が、
いまは何よりも心強い。

揺るがない。
惑わされない。
自分にできることをひとつずつしていこう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする