また出ました、謎の天体。
つぶれた満月?
それとも、卵の黄身?
その正体は・・
はい、こちらです。
単三電池4個入りのライト。
直径約11センチ。
上からポンと押せば点灯し、また押せば消える。
非常にシンプル。
そして光が柔らかくて優しい。
本来「持ち運び用」ではないみたいですが、
片手で持てない大きさではないし。
停電時に、勝手知った家の中を移動するだけなら、
強力なサーチライトは必要でない。
これを持って歩き、行った先でまたポンと置く。
テーブルくらいの広さはじゅうぶん照らしてくれます。
なんだかね、「光のたまご」をそろそろと運んでいるような、
ちょっと神秘的な気分になれます。
もうだいぶ前にどこかから貰ったもので、
商品名もメーカー名もどこにも表示がないため、
「おすすめ」ができないのが残念。
ただいま、わが家はなんとなく「くらやみ」ブーム。
とにかく、停電でなくても明かりがついていない。
考えてみれば、これまでたいした理由もなく、
習慣で「つけておく」場所もあったわけで。
さすがに自室の蛍光灯の半分とパソコンはついておりますが、
(ついてないと、これ書けませんからね・・)
あとはうちじゅう、忍者屋敷みたいに真っ暗。
月がなくても外の方が明るいくらい。
この際だから、暗闇でも動けるように練習しておこうと思う。
階段の手すりを持って、数をかぞえながら降りていく。
(「いま何時だい」なんて聞かないでね!)
お風呂場までたどりついて、はじめて明かりをつける。
そうルールを決めてみたら、あんがい不自由でもないので、
もう毎晩そうしている。
ただし、途中に黒猫なんかいてもぜんぜんわかりません。
こないだ真鈴をちょっと蹴っちゃった。
ごめん。