水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

それこそ大事

2014年11月25日 14時00分20秒 | 詩編
 不完全さが、唯一の生命線。  思い通りに行かないこと、そのことこそが救い。  人は、皆それぞれのドラマのなかを、生きている。  複雑さは、単純さを構成する、大切な要素である。 . . . 本文を読む

ここまで生きてきた自分に盛大な拍手を

2014年11月25日 13時58分34秒 | 詩編
     僕を  此処まで運んで来てくれた  僕の身体を  大いに讃えたい  本当の「愛」の姿なんて  簡単には見えそうにないけど  他でもないこの僕の精神が  宇宙の愛の子供そのものだったんだとも  気付いた季節  誰もが  何かしらの不安とともに  生きているけど  僕は  この僕の身体と僕の精神が  齎してくれている   「今」というものに  心の底から  感謝して  生きていきたい . . . 本文を読む

あなたはどんな詩人に成りたいか?

2014年11月25日 13時57分42秒 | 詩編
    詩人は自らの命を削らなければいけない  その紙に自らの意志を刻み付ける瞬間に  息も絶え絶えになりながら  枯れ果てていく昔日の栄光を想い  現在という空しい季節に  どんな彩色も施すことも出来ずに  無様に藻掻くのも詩人であって  人々の泡のように儚い期待に応えるが為に  自らの生命を賭して  純粋な澄んだ青い炎へと成り果てようと望むのも  また詩人であり    勇気ある決断によって . . . 本文を読む

曲がってゆく僕の身体?

2014年11月25日 13時56分42秒 | 詩編
 曲がってゆく僕の身体    PCの魔力で擦り減っていく  僕の体力  あの頃の僕は  暗い一人ぼっちの部屋で  数え切れぬ程  大切な宝物を  仮想世界の中へ  落としてきてしまったようだ    更には  過剰に煌めくスクリーンにも目を奪われ  日常の平穏な幸せをも  見つけ出すことすらできなくなってしまった  僕は  遂には曲がった  快楽を得るということの代償として    それとももし . . . 本文を読む

恥Ⅰ

2014年11月25日 13時50分10秒 | 詩編
 毎日は  ほんとうに  僕が恥をかくために  やってくるかのようなんだ  だって  僕はほんの少しの優しささえ  分け与えられない愚者だから    或いは  言葉のナイフをちらつかせ  人を戦かせ、人を駆り立てることさえ  怖くて出来ない臆病者だからだ  そういう日々を  毎日 繰り返し  僕は何でもない  軽い懊悩を抱く  何時かこのトンネルをも  抜け出すことができるだろうか?  僕 . . . 本文を読む