






超古株の再生が出来たようです。
二本株元から新しい主軸になるシュートが出ました。
竹支柱を添え風で根元から折れるのを防ぎます。
硬くなるまで案外揺れると根元からポキと外れてしまう事が有ります。
根元が揺れないことで活着が良くなります。
苗の植え付け時は忘れずに支柱をしましょう。
冬剪定は地上から25センチ前後で鉢植えは切り戻しますが、地植えは30センチ前後を目安にしてます。
なので一番下で結わえる麻紐は20センチ程度で一度八の字で結わえます。
その上はお好きな間隔で縛ります。
ビニール紐は外すときに手間が掛かり畑で何時までも残るので最近使ってません。
おしゃれなアイアンは低温時期に設置しないと暑がります。
バラの葉が茂り日陰を作れる程度になったら添えるかですが、冬設置し誘引した方が綺麗に行きます。
長く育つタイプは植え付け時に設置しています。
伸びたら誘因しながら育てると簡単。
日々上手く育たない相談が日常ですが、少しの工夫でしか無い事の方が多いです。
植え付け、剪定、施肥、水やりそれぞれ簡単なのにコツが有ります。
それさえ分かればバラ栽培は簡単。
大きな鉢に植え付け予定が時間が足りず春先から放置、一度も水やりしてません。雨任せでした。
鉢中のハコベさえ枯れているのに、バラたちは蕾を付けています。
これを見るたびに、どんな植え付けや管理をすると花が咲かないのか謎です。
この株も根元のフランネル草に水分や肥料を奪われ調子が出ません。
鉢物は草取りして水やり地植えの株は水やりして置きました。
古株ですが暫く観察して見ます。
バラは花を咲かせるために全ての力を使います。
この後水切れが続くと蕾を守る為に古葉から黄色くなります。
植物は限界まで花を咲かせ種を残すまで頑張ります。
しかし目的を達成すると枯れます。
忘れられていても枯れなかったのは地面に密着していて水分の蒸発が緩やか、ハコベが表面からの乾きを防いでたからでしょう。
新潟今年雪が有り冬乾燥してません。雪の無い年は乾燥が続くと水やりします。
苗置き場に近い所に移動し一緒に水やりします。
鉢植えでも芽が出る前か一番花が咲き終わり、根詰まりしているのを鉢増しのタイミングに地面に植え付け可能です。土がよくなかったり植え付けが仮植え程度、鉢に入れ根が乾かない程度の販売品は落葉時期に土を落とし基本の植え付け法で植え付け直します。
全て土を落としてよいのは12月から2月程度真冬です。
英国では裸苗で販売されるのが普通、日本では花が咲いた状態が一般的。
一番リーズナブルは自分で植え付け出来る事です。
ほぼ枯らさない植え付けもゆかりでも5年は掛かってます。
雑巾など絞らない時代、指に力が無い方が増えてます。
力任せより丁寧に作業をお勧めします。
本日も最後までお付き合い頂き有難うございます。