先日の全国大会の折の記念講演。
一般社団法人全国優良工務店支援協会 代表理事 大沼 勝志氏。
その日から10日以上も経ち、記憶も薄い。
その薄い中から、印象の部分だけを。
年収500万の社員に掛かるお金。
社員50人以下の会社だとすると、経費は給与の50パーセント程掛かるので、750万円になる。
その社員が20日/月で1年働くとすると、
750万円/(12カ月×20日)=¥31,250円。
会社はその社員に1日あたり、31,250円を払っている計算になる。
そうなんだよね。
社員が動けば金が出る。
業界としては「見積もり無料」ってのが常識だが、
会社としては、その労働にお金を支払っていることになる。
「見積には金が掛かる」んです。
たまに(年に1・2件かなぁ)、「見積もりも費用が発生しますか?」とお尋ねになる奇特な方がいらっしゃるが、
その時は、「いえいえ、見積もりは無料ですよ」とは言うものの、
そこんとこ、少し気にして依頼して欲しい、と言うのが本音である。
次、
「43坪の家をどの業者で建替えるかにより、金額の差がこんなに違う!」
ちょっと写真が見にくいが、
これは私にとっては目からウロコだった。
なるほど、建替えだとそれ程の差が出るのか。
S友不動産が「新築〇っくりさん」とかいうリフォームを展開している。
基礎と骨組み(土台・柱・梁等)のみを残し、大規模改修をするのだが、
携わっている大工さんに聞くと、会社の請負金額は2千万前後は珍しくないらしい。
2000万円も出すんだったら、もう少し頑張ってお金出して、建替えた方が良いんじゃないのか?
どんな話で、営業はお客様をその気にさせているんだろう?
と長年思っていた。
こういう事だったんだ。
多分間違いない!
こんなに差が出るんだったらね。
↓ 面倒なのにポチッと頂き、ありがとうございます。励みになります。