前記の「エーカン」に関連して。
大方の方は「美しい文字が書きたい」 「書けるようになりたい」とペン習字(ボールペン習字)を始めるのでは無かろうか?
自分の文字もこれまでいろんな変化をしてきた。
記憶にあるのは、
中学生の頃は、どちらかと言うと丸っこい文字を書いていた。
中学3年生?の時に発行したクラス文集を見ると分かるだろう。
多分、その文集も「エーカン」と同様書棚に保管しているような気がする。
高校の時に私がどういう文字を書いていたか?
今も持っている当時の生徒手帳をみると、差ほど特徴のある文字でもない。
しかし、
人それぞれ個性があり、見慣れると誰が書いた文字なのか分かるものである。
その中でも、特に私の記憶にあるのは、
高1の時、クラスメイトだった藤〇稔君の文字である。
彼の文字は水平方向と垂直方向に真っ直ぐ伸びていた。
なんと言えばいいか・・・う~ん、
そう、「払い」に角度がつくのではなく、そのまま一直線であり、
止めるのでは無く、そのまま払っていたのである。
放射状に払った文字とでも言えば分かってもらえるだろうか。
それでいて、全体としては少しひし形にしたような形だったような・・・。
社会人になってからは・・・。
勤めていた会社の女性事務さんに、手書きの文書を渡す折
「すみません。へたくそな文字で。読めますか?」と言うと、
「友〇さんの字は、走り書きの様でもなんか特徴があって、私は友〇さんの字は好きですよ」と言われたことがあった。
また、
銀行員さんに「友〇さんの文字は『8』の字が特に特徴ありますもんね」と言われてた。
「8」は「上に〇、下に〇」って書いちゃうからだ。
これは、建築設計士なら同じ書き方する人が多いと思うんだけどね。
文字に特徴があって、それを書いたのが誰なのかが分かるのなら、
顔の特徴と変わらないのではなかろうか。
文字の美しさ・汚さが、顔の美しさ・醜さならば、
つまりは、汚いより美しい方が、醜いより美しい方が良いと言うのとになるのか。
いやいや、世の中には「蓼食う虫も好き好き」という諺があるではないか。
美しくても個性がないより、良いんじゃないの、みにくくて。
但し、文字だから普通に読めるような文字でないといけないだろうけど。
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