朝出した端材の長物は、どなたか車で持って行かれたようだ。
天気もいいので、看板を補修した。
赤の文字が色あせしていたので、改めて重ね書きした。
背景色の白から塗り直すときれいなんだけど、黒はしっかりしているんで、赤だけ重ね書き。
合成塗料の赤は発色は良いのだが、紫外線に弱いようで色落ちが早い。
調べてみると、次のような事が書いてあった。
物体が赤く見えるのは、赤以外の波長を吸収して、赤の波長を反射しているから。
エネルギーの高い青から紫の光を一生懸命吸収しているということになる。
働けば働くほど、つまり、吸収すれば吸収するほど、自分の体(分子)が壊れていく。
そして、いつの間にか見えなくなってしまう。
赤色に見える物体って、頑張ってるんだね。
もうちょっと深く・・・。
塗料の種類には、有機化合物系の「染料」と、無機化合物の「顔料」があり、
染料は水や油(どちらか片方、もしくは両方)に溶ける。
顔料は水にも油にも溶けない。
この違いは、しばしば、コーヒーと砂糖に例えられる。
コーヒーは水に溶けきれず、小さな粒子として分散した形で水に存在する。
分かりやすく言うと、「濁る」形で存在するということ。
砂糖は水に溶けた状態で存在する。
溶ける物は分解しやすく、溶けない物は分解しにくい。
分解後の生成物が無色になる物質なら次第に退色して色が消える。
そうなんだ。
染料と顔料の違いもやっと分かった。
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