ある公舎の修繕工事。
3階の入居者さんからの修繕願いの中に、
「トイレ : 水圧が弱く、トイレットペーパーや固形物等、なかなか水洗できない」と書かれてありました。
ひと月ほど前、見積もり調査で訪問。
さっそく、症状を確認すると、
トイレットペーパーを切って浮かべて、流したのですが、
確かに、トイレットペーパーは水面でくるくる回るばかりで排水しません。
何となく洗い流す(排水する)勢いが弱いような感じはします。
お話しを伺ったところ、大便後には2~3回水を流さないと流れてしまわないとの事。
それでも数年前の入居当時に或る業者さんに診てもらったら、お隣のトイレの流れを確認した後、
「水圧の関係でしょうかねぇ~。お隣を確認しましたが、そう違わないので、こんなもんでしょう」という話だったそうです。
私「いや、それっておかしいですよね。
防露タンクに貯水してそれを流すタイプだから、水圧が関係すると云うことはないでしょう」
入居者さん「そうですよね」
私ではよく分からないので後日設備屋さんと再訪しました。
設備屋さんがトイレスポイトで何度かやってみたのですが、変わりません。
排水口に手を突っ込んで奥を探ってみても特に何かが詰まっているという訳でもなさそう。排水の先の方で何か詰まってるかも。これだと一度取り外ずして掃除してみないと分からない。という結論でした。
今回(昨日)便器を外して清掃する事になりました。
とりあえずはもう一度トイレスポイトでやってみるも、変わらず。
便器を取り外してみたのですが、便器や配管の排水部分はきれいなものでした。
「え~ぇ?何んで? なら、どこが原因」
「あれ~?なんかあるよ。」
設備屋さんが便器を抱えて傾けたところ、カラ~ンと何やら音がするではないですか。
便器を回してみると、そこに見えたものは
ビー玉3つ。
「なるほど、これが流れを邪魔しとったとたい。もう、無かやろか?」
回してみると、また、カラ~ンと音が。
結局その後も、あのガラガラ廻す抽選器(新井式回転抽選器というそうな)みたいに廻すたびに出てきました。
最終的には
便器から8個出てきました。
タンクにもまだ1個残ってました。
入居者さんは手洗い受け皿にビー玉を飾った事はないそうなので、以前の入居者さんの時のようです。直前なのか、それよりもっと以前なのかは分りませんけど。
考察するに
第1事例・・・手洗い器の受け皿部分に、容器にビー玉を入れて飾りとして置いてあったのだが、移動時に誤ってひっくり返してしまい、タンクの中に何個も落としてしまった。
第2事例・・・小さいお子さんが、トイレに飾りとして置いてあったビー玉か、もしくは、ビー玉を持ち込んで、手洗い受け皿の穴から中に落とし入れてしまった。
いやいや、もしかすると、
第3事例・・・お母さんが手洗い受け皿のところを飾ろうとし、ビー玉と手洗いの穴の大きさを確認せず、いきなり手洗い受け皿にビー玉を広げてしまったので、穴から次々に落ちてしまった。
排水時にタンクから便器へ移動。数年使っている内に点在して流れの妨げとなっていた。
正規の排水量でないため十分なサイホン効果が得られず、トイレットペーパーさえ流れなかった。
こんなところでしょう。
図で解説すると
(拝借した図面とメーカー・品番は違がうと思います。正確にはどういった構造かよくわかりませんが、まぁ、上の図のような感じかと思います。)
大人なら落とした時点で蓋を開けて取り上げようと試みたと思うんだけどねぇ。
それか、諦めちゃったかな?
いや、流したら便器の落とし口のところに出てくると思ったのかも。
子どもさんがやったんだったら、怒られるのが怖くて黙ってたのかもね。
こんな事例、他のお宅でもあってそうですね。
さすがに、こんな場合は素人では対処できないですね。
専門業者さんへ依頼となります。
みなさんもご注意くださいね。
ググったら、殺風景な受け皿にビー玉がお薦め。ってけっこうありましが、多分取説には禁止事項として表記されてると思います。
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7人乗りのストリームから5人乗りのフィットへ買い替えです。
妻にとってチョイ乗りにはストリームよりライフの方が気楽と云うことで、主にライフを使っていました。
そのライフはもともと私が仕事で使うように中古で買った車です。
仕方がないので私はエアコンの付いていない軽トラを使っていました。
子ども達も大きくなり、長女や長男は普通免許を取得しましたし、休みの行動も別々になってきましたので、7人乗りが必要と云う訳ではなくなりました。
そこで、軽に替えようということになったのですが、最終的に1300ccのフィットになりました。
色はそれぞれ好みがあって別れましたが、黒にしました。そういえば、obakenさんとこも黒のフィットだったよね。
ストリームの前にはフィットに乗っていましたので、また、前に戻ったことになります。
以前のフィットと大きく違うところは、キーを差さなくてもよいというところです。
すごいですね。妻と二人感動です。
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