建材屋さんのお誘いで、マリンメッセ福岡で開催中の「住まいの耐震博覧会」と、
その後、九州でも最大規模らしい「LIXIL ショールーム福岡」を見てきた。
ショールーム福岡については今回は省略する。
ジバニャンがやってくるということで小さいお子様連れの家族の多いこと。
バラエティショーの締めはもちろん「ようかい体操第一」
ジバニャン、あの図体で体操が出来てないぞ!
数あるブースの中でじっくり見たのは「スガツネ工業」と「エネルギーブース」
「エネルギーブース」で話し込んでしまった。
先日九電が再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づく契約の受け入れを中断した。
今のところは家庭用の太陽光発電は対象外の様だが、これもこの先どうなるかは分からない。
私は固定買い取り価格制度も最後はなし崩しになるだろうと考えている。
もともと電気を売ってなんぼの会社に電気を買い取らせるという事自体が無理がある。
しかも、買い取り制度で余分にかかる費用は、電気料金に上乗せされ、国民全体が負担するなんて。
技術的なことを簡単に考えると、
離島でメガソーラーが稼働するとして、九電が離島へ送電している電気より大きい電気が発電されて送られると、
電気は高い方から低い方へ流れるので逆に流れて、大規模停電になる恐れがある。
ということらしい。
話によれば、今後原発の再稼働が進まなければ、火力発電を主として発電していかなければならない。
そうなれば、燃料費の高騰が電気料金に反映されるのは明らかだ。
太陽光発電による売電価格はどんどん安くなり、使用する電気料金の方はどんどん高くなる。
2年後には売電価格より使用する電気料金価格の方が高くなり、何とかクロス(←専門用語)の現象が起こるだろうとの事。
そうなると、発電した電気は売るより自分で使った方がお得な訳だ。
残念ながら、今までの太陽光発電は蓄電設備はあまり考えてこなかった。
まぁ、長期固定買い取り制度を基本に考えていたからね。
しかし、これからは自家発電で効率よく使うには蓄電池が必要になる。
今日展示してあった蓄電池は1つ前のものだったそうだが、定価で200万を超えるとか。
4人一般家庭でメインの電力だけに(冷蔵庫やら)に使って半日っていってたな。
そして、「電力を見える化」するHEMSが進むだろう。
太陽光発電設置は今から設置はもう遅いのかもしれない、と言っていた。
これからは「HEMS」と「蓄電池」がセットになる。
既に設置済みのお宅には今後はこのセットを売りにセールスマンが訪れるだろう。
また、高額の出費になる。これから、うまみが出ると思っていたのに!のお宅もあるかも知れない。
新規の方々は更なる予算が必要だ。
そして、蓄電池の改良もさらに進む。そうすると、蓄電池の買い替え、増設にまた・・・。
そう、元々この手のものは最初から「元は取れない」と考えていた方が良い。
あっ、今日は「住まいの耐震博覧会」だったのに、耐震構造は全然見てないぞ。 アハッ。
昼食は6種類の駅弁から選べると引換券をもらった。
交換に行くのが遅かったようでテーブルにあったのは2種だけの様だった。
わっぱ弁当にした。
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