このボックス何かお分かりになるだろうか?
深夜TV通販番組でやっていたのだが、
上司がこれは良いと私の分まで注文をしてくれて、頂いた。
多分平成14~15年ぐらいじゃなかろうか。
正解は、ツールボックスなのだが、その機構が少し変わっている。
巻き取り式とでもいうのだろうか。
少し大きめから小さいものまで色んなものが整理・収納できる。
一見これは素晴らしい!と感動するのだが、
使ってみると、意外と使いづらい。
まず、
①見て分かる通り、取り出すのに広さがいる。一直線に。
②一番中心の物は広げ切らないと取り出せない。
③うっかりロックをし忘れて持ち上げると、中身をバッ散らかすことになり、片付けが大変。
④収納品がずれていたりすると、きちんとロックできない。
⑤箱のロック機構が爪で噛むようにできているので、指を挟むと大変痛い。
以上のような点から、結局は使いづらいため、
数回持回ったぐらいで使わなくなった。
10年振り以上になるだろうか。
久しぶりに開けてみた。
何が入っているのか?
殆どゴミの様な品だった。
南京錠 これは使える。
鍵 今となってはどこの鍵なのか分からない。
カメラフィルムのケースは、小さいビス等を入れていたのだが、
この中にお宝が・・・
大村高校の帽章と襟章。
その当時私が使っていたものだ。
もう40年ぐらい前になるか。
これは大事に取って置こう。
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先日の全国大会の折の記念講演。
一般社団法人全国優良工務店支援協会 代表理事 大沼 勝志氏。
その日から10日以上も経ち、記憶も薄い。
その薄い中から、印象の部分だけを。
年収500万の社員に掛かるお金。
社員50人以下の会社だとすると、経費は給与の50パーセント程掛かるので、750万円になる。
その社員が20日/月で1年働くとすると、
750万円/(12カ月×20日)=¥31,250円。
会社はその社員に1日あたり、31,250円を払っている計算になる。
そうなんだよね。
社員が動けば金が出る。
業界としては「見積もり無料」ってのが常識だが、
会社としては、その労働にお金を支払っていることになる。
「見積には金が掛かる」んです。
たまに(年に1・2件かなぁ)、「見積もりも費用が発生しますか?」とお尋ねになる奇特な方がいらっしゃるが、
その時は、「いえいえ、見積もりは無料ですよ」とは言うものの、
そこんとこ、少し気にして依頼して欲しい、と言うのが本音である。
次、
「43坪の家をどの業者で建替えるかにより、金額の差がこんなに違う!」
ちょっと写真が見にくいが、
これは私にとっては目からウロコだった。
なるほど、建替えだとそれ程の差が出るのか。
S友不動産が「新築〇っくりさん」とかいうリフォームを展開している。
基礎と骨組み(土台・柱・梁等)のみを残し、大規模改修をするのだが、
携わっている大工さんに聞くと、会社の請負金額は2千万前後は珍しくないらしい。
2000万円も出すんだったら、もう少し頑張ってお金出して、建替えた方が良いんじゃないのか?
どんな話で、営業はお客様をその気にさせているんだろう?
と長年思っていた。
こういう事だったんだ。
多分間違いない!
こんなに差が出るんだったらね。
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花粉情報によると、
今日の大村は「やや多い」である。
例年ならば鼻ずまりから、
「風邪ひかれましたか?」とよく言われ、
「花粉症なんですよ」と返している頃なのだが、
今年はまだその症状が無い。
実は、
先月末、私の投稿記事を読んで下さったM田先生から、
花粉症対策用にと、飲み薬と噴霧式の点鼻薬を処方してもらった。
これが、私には合ったようで、以来調子がいい。
花粉症になってもう十数年は経っているだろう。
当初の1・2年は耳鼻科にも通って漢方薬などを処方してもらったが、
あまり効果はなかったので、通わなくなった。
症状が酷い時は、市販の鼻炎薬等を使っていたが、
「そのうち、慣れてくるだろう。あまり、気にせんとこう」
と長年、ほったらかしてきた。
薬がこんなに効いて、
これ程楽に過ごせるんだったら、
早くに処方してもらっとけば良かった。
M田先生、ありがとうございます。
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先日の全国大会の折の基調講演
「古民家はエコハウスになれるのか?」 東京大学大学院 工学系研究科 建築学専攻 准教授 前 真之氏の講演内容について。
古民家を後世に残そうとしても、
冬のすきま風が入り、足元が冷え冷えとした建物のままでは、
とうてい若い世代の皆は引き継いではくれない。
建替えるか、解体するか、売却するかになるだろう。
古民家を利用して店舗にしている物件の事例もあげてあった。
昔ながらの古民家そのままでは、冬の暖房効果が非常に悪い。
隙間だらけだと寒い 熱ロスが多い
→ 寒いので暖房を高くする
→ 気密の悪い部分から暖気が流出 (暖かいほど上昇し上部から逃げる)
→ 流出した暖気の分、足元に冷気が流入
つまりは、断熱不足、気密不足の建物では、
高温暖房をしても、
壁面温度低下と熱ロス増大は防げず、
その分、暖気流出と冷気流入が大きくなるという訳である。
寒いのでエアコンを高温にすると、
吹き出る暖気は高温なほど上昇する。
床付近まで温風が届かない。
断熱・気密の徹底
→ 熱負荷低減
→ 吹き出し温度低下
→ 床まで温風が届く 乾燥感が少なくなる ヒートポンプ効果向上
→ 快適と省エネの両立が可能
高断熱+高気密+低温暖房
これを施すことにより、高スペックに再生された民家となり
後世まで残せる古民家となりうるのではないか。
こんなお話だった。かな。
何処かの大学教授が、
「住まいは冬を旨とすべし」と言っているそうだが、
なるほど、と理解した。
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