先日、シスバス取替工事でお世話になった元請けの担当さんから電話がありました。
「○○(お客様)さんから、『洗濯機の排水が流れず溢れた!』と連絡があったんですけど」
確かに、出入り口枠取付の作業をするため、洗濯機パンを外したのですが、
溢れるということは詰まっているとしか思えません。
外して、戻した大工さんに連絡してみると、
「え~??特になにもしてとらんけどなぁ~?」
「だよね」
なるべく急いで現場へ行ってくれ!と言うことなのですぐに行ってみました。
まずはお客様にお詫びです。
「すみません。ご迷惑をお掛けしております」
お客様から「多分、パーツの順番を間違ってるわ。回す道具を持ってきた?」と言われました。
ご説明を聞いてすぐに納得です。
確かに、間違ってます。
最近買ったばかりの締め付け工具を使って緩めようとしますが、合いませんでした。
大工さんはこれで絞めたと言っていたけど、どうやったんだろう?
仕方なくマイナスドライバー2本を交差させて廻しました。
参考までにこちらの動画を。
仕切筒(上の図では防臭おわん)のセットする順番を間違っていたんです。
筒をトラップフランジの前に戻しちゃったため、
この仕切筒に水が溜まり、縦引きトラップの排水に蓋をした状態だったんですね。
排水できずに溢れてた訳です。
大工さんが間違えたんですが、よくよく思い出すと、
大工さんが外した時に汚れを落とそうと私が仕切筒だけを外して洗ったんでした。
戻すときに、同じように組み込んでおけば大工さんも間違えなかったんでしょうけどね。
私が犯人だとも言えますね。確認しなかったのもいけなかったです。
「床を乾かして洗濯機パンも戻すわ。要領が分かったんで後はこっちでやっとく」
とおっしゃったんで、頭を下げて帰ってきました。
先日モノタロウで買ったばかりの排水トラップ締め付け工具なんです。
設備屋さんが毎回マイナスドライバー2本を交差して廻してるんで、私が買ってみたんです。
調べてみると各社寸法が違うんですよ。4社あれば4社とも。
リフォーム現場ではいろんなメーカーの品に遭遇しますから、
合うやつをそれぞれ買うとなると金額もバカになりません。
結局、設備屋さんのようにマイナスドライバー2本の方が万能ですね。
上の動画ではハンマーとバールで廻してましたけど。
余談ですが、
工事でこの洗濯機パンを外した時、時々この仕切り筒に硬貨が入っていることがあります。
今までの最高金額は2000円超えというお宅がありました。
しかも、その中には500円玉もあったんですよ。
動画を参考にお掃除をされてはどうでしょうか?
貯金されてるかもしれませんよ。
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