友ちゃんブログ

適当で、いい加減・・・それが理想

目的は違えども

2024年01月20日 13時59分23秒 | 古納屋・古民家改修

玄関前の車庫屋根。
車高の高い車を入れる為、勾配を緩くしました。
その結果、雨切れが悪くガルバ鋼板の波トタンの先っぽから雨が逆戻りしてしまいます。

そこで、前回雨樋を掛けました。
今日降雨時に見ていると、結構、雨樋に落ちずに逆戻りしています。
それだけならあまり気にも留めないのですが、
よく見ていると、一番先の母屋まで逆戻りしているのがあります。
母屋材が濡れて劣化を早めます。

波板の谷の部分をペンチなどで挟んで下方へ曲げてあげると水切れが良くなると思うのですが、
それには掛けた軒樋が作業の邪魔をしてしまいます。
一旦外すのも面倒です。
作業を増やすと怪我する確率も上がります。
そこで、いいものを思い出しました。


               (画像は拝借しました)


雨樋に溜まる「落ち葉除けネット」です。
お客様宅に設置したあったものを引き揚げてきたものがあったんです。
落ち葉除けに取り付けたあったのですが、長年の内に軒樋に泥や腐葉土が溜まり詰まっている状態でした。
その掃除をするため外さなければなりません。掃除が終わったら再取付です。
そんなら、掃除の度に外して再取付する?
お客様に相談したところ、「それならいっそう、無い方が掃除しやすいですよね」
という訳で処分の依頼を受けた分です。

雨樋の清掃は高所作業ですので、素人は危険です。
お客様が掃除をされる訳でないので、
設置していた方が掃除をするサイクルが長くなるのはあるんですが・・・。
専門的な見解はこちらのHPを参考になさってください。
街の屋根屋さん(勝手にリンク、ごめんなさい)

これを軒樋に乗せて、雨水のガイドにしたらどうか?と考えた訳です。
雨樋の勾配の都合上、波トタンの先っぽに接触しない所はありますが、
逆戻りは半分は解消されたんじゃないでしょうか。



こうなることを予め予想していれば、
軒樋の勾配を緩くして、波トタンの鼻先がネットに当たるように調整することが出来ましたね。
まぁ、似たような施工をお考えの方には一つの解決方法かもしれません。
もちろん「落ち葉除け」にはなってることですし。ご参考にどうぞ。



 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はじめちゃん)
2024-01-21 05:48:14
難しい判断ですね。
メリットとデメリットは参考になりました。
ある公園の東屋の改修工事を予定していますが、このことを説明してから設置しようと思います。
返信する
Unknown (友ちゃん)
2024-01-22 11:08:28
隣接する樹木・葉の種類でも違いが出ますからね。
色々検討すると、結局は専門に頼んで掃除しないといけない!というところでしょうか。
難しいところです。
ただ、メリット・デメリットを事前にご説明することは大事だと思います。
返信する

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