戸建て貸家の台所の改修(2軒)をしています。
片方は入居して30年程、もう片方も入居20年以上だそうです。
貸家は入居者が出られたタイミングで改修するのが殆どです。
入居しておられるので改修してなかったみたいですね。
床はところどころブヨブヨ、
公団流しはさすがに経年劣化で大変な状態でした。
今回、床板を剥ぎましたが根太はシッカリしていましたので、
断熱材を入れて、針葉樹合板の捨て貼りの上に、フロアーを貼りました。
公団流しは新品に取替、流し台周りと出窓にはキッチンパネルを貼り、
むき出しの換気扇の部分はフードを付けます。
天井のジプトンは塗装、壁も塗り替えます。
ついでに流し元灯も取り替えます。
さて、1軒を終えお隣の工事に掛かりました。
初日は流し台撤去、ガス栓・水栓は取り外してプラグ止め。
床の貼替を終えて帰りました。
次の日(昨日になりますね)、
入居者の方が「今日もお風呂は入れませんか?」とお尋ねになりました。
「台所は明日まで使えませんけど、お風呂は入れますよ」
「昨日お風呂のお湯が出なかったんで・・・」
給湯器は特に誰も触ってません。
ガスコックを取り外すのにガス屋さんが止めたまま??かと思い見ますが、
ちゃんと解放されてます。
お風呂の水栓のお湯側を開けますが、給湯器が着火しません。
どうやら壊れたようです。
ガス屋さんが夕方に流しのコックを付けに来ましたので、
確認してもらいましたが、やはり「壊れたようですね」とのこと。
20年以上使っているそうなので、寿命だったみたいです。
時々現場であるんですよね、こんな事。
たまたま工事に入っていると、触ってないのに機械が壊れるってこと。
冷蔵庫を移動したら壊れたこともありましたね。
この時は動かしたんでそれがきっかけだったんでしょうけど。
さて、取り替えないとお風呂に入れない!
ガス屋さん曰く、今注文しても納期は3ヵ月後なんだそうです。
えっ!! 給湯器もその状態なんだ。知らんかった。
「他のお客さんとこも、他所で外した中古を付けて待ってる状態ですよ」
「中古があったかな~??諫早店になかかなぁ?」
これは一大事です。
ガスコックの取付は後回しにしてもらい、中古品(撤去品)を探しに戻ってもらいました。
「有ったよ」と直ぐに戻ってきてくれました。
「一応取りつけるけど、動くか分かりませんよ」
結果はお湯を捻ったら、ボッという音とともに温風が吹き出しました。
「お~っ、良かった~!」
「但し、付けてあったのより2年古いやつなんで、これが新品が届くまで持つかは分からん!」
まぁ、とりあえずは解決です。
なんとか頑張ってほしいものです。
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給湯器は日本国内中で不足していてたいへんなことになってますね。
おまけに材料の値上がりに歯止めがかかりません。
4.0㎜ベニヤが1350円、ベベルボード12.5㎜は何と650円ですよ。
4月からLIXIL製品は2~4割値上がりするそうです。
困ったもんですよ。😱
ものが入荷できないのは困ったものです。