先回、備前焼の献上鶴首花器を紹介しました。そして、この花器に椿を入れ、眺めているうちに、そういえば、似たような油絵があったはずと気がつき、探し出したのが今回の品です。
油彩 4号。昭和?
渡辺三郎(1928- )。洋画家。岡本太郎らとアバンギャルド運動に参加。その後、写実的な花の絵(特に、椿)を多く描いた。
備前焼と思われる花瓶に椿の花が入れてあります。
脇には、ビー玉と椿の一枝。
透明感のある描写が特徴的です。
先回の実物と並べてみました。
プロとはいえ、達者なものですね。