遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

器局兼用煎茶盆

2023年02月17日 | 漆器・木製品

ガラクタ集めの最初の頃、煎茶に凝っていました。毎日のように何かゲットしないと落ち着かない病的状態(^^;

今となっては誰も振り向かない物ばかりですが、エンディング記録代わりにブログアップします。

48.7㎝x32.8㎝、高 12.4㎝。明治ー戦前。

木の細工で作られた煎茶盆です。

青空骨董市で、野口英世さん一人と交換しました(^^;

塗りの剥げがあちこちにあり、本当は補修せねばならないのですが、さぼって今日に至りました。値段に関係なく品物を慈しむ精神を忘れていますね(^^; 

この品の面白いのは、下部が引き出しになっているところです。

後ろへ押せば、反対方向にも出ます。でもまあ、手前の縁が切れ込んでいるので、手前に引いて使うのでしょう。

引き出しには、

小物がたっぷりと入ります。器局の役目も果たせるのですね。

上には、急須たちをのせて、

煎茶ディスプレイの出来上がり(^.^)

コメント (8)
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