故玩館のトイレ
9年前、母屋を全面改修して、故玩館をオープンしました。リフォームの泣き笑いは、いずれまたブログで。
さて、いよいよ、各部屋をどう使っていくかですが、まずは、インテリアでしょう。特に、女性には重要です。
故玩館の場合、江戸以来の黒い梁と白い漆喰の効果が抜群で、インテリアの類は不要でした。
むしろ、どっさりとある骨董、アンティークをどう配置し、ディスプレイするかが難しい。つい、あれもこれもと欲張り、ゴチャゴチャした部屋になってしまいます(現実にゴチャゴチャ(笑))。
一階、二階の部屋は、品物で全部ふさがり、つれ合いによれば、「インテリアなど考える余地もない」というわけです。
西洋銅版画、ピアーズの出番
そこで、空いている部屋を探したところ、唯一トイレがありました。2階の端っこに新たに作った小さなトイレです。設計の段階では、こんなところにトイレができるのだろうかと不安でした。そこが、設計士の腕のみせどころ。りっぱな小空間が完成しました。
何よりもこのトイレは、つれ合いが設計士に細かく要望を出して出来上がったものです。
で、おそるおそる聞いてみました。
「ここに、銅版画を飾ってみたら?」
意外にも、ふたつ返事でOK。
早速、西洋銅版画の2婦人をこちらへ引っ越しさせ、ついでにピアーズも掛けました。
その結果が、この写真です。
うーーーん、やっぱり、ゴチャゴチャしてしまった(笑)。
でも、このトイレ、女性には、好評です。
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