遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

人頭燭台

2022年05月26日 | おもしろグッズ

故玩館の面白グッズコーナーに置いてある燭台です。

全体:高さ 38.7㎝。台:17.7cm x 11.3cm x 9.8㎝。時代不詳。

これまで、しっかりと眺めた事がなく、木製の燭台だとばかり思っていました(^^; 

実際は、台と軸が木製、人頭と火皿部は銅製です。

光の当たり様によって、何とも言えない雰囲気が出ます。

 

人頭の造りからして、日本製ではないようです。アフリカか東南アジア方面の品でしょう。

重い木のブロックに、燭台の木の軸棒がしっかりと挿しこまれています。

金具が大きく、相当太いロウソクでないと金具にささりません。そんなロウソクはどこで入手できるのでしょうか。

まわりには、熔けた蝋が溜まっています。

人頭の横側にも蝋が飛び散っています。

 

こうやって見ると、かわいい乙女のようですが・・・

光の当たり具合で、

怨みの表情に変わります。

ロウソクに火がともった時の表情や如何に(^.^)


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (美恵子)
2022-05-26 10:44:57
こんにちは。
遅生さんのコレクションの幅広いのに驚きです。
なんとも面白い燭台ですね。
古道具屋さんで見かけたとしても、私はスルーしてしまうかもしれませんが、遅生さんにはお宝が分かるのだと思います。いつも楽しませていただいています。
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美恵子さんへ (遅生)
2022-05-26 11:48:34
蓼食う虫も好き好き。
捨てる神あれば拾う神あり。
誰かが作って、誰かが使った物には違いありません。

これといった信念もなく、気の向くままにガラクタを拾い集めてきました。こんな蒐集ですが、格好をつけた言い方をすれば、物の多様性の隅っこを担っているのかもしれません(^^;
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人頭燭台 (ゆり)
2022-05-26 15:48:42
こんにちは。

なんとも物騒な・・・でも、良く見ると可愛い子供の顔。
そうですか顔つきからいっても日本製ではないのですね。
金具だって日本のものではダメなようですし。

私ろうそくの明かりって好きなのです。
でも、地震が多発しだしてから使う回数が極端に減りましたよ。
私が蚤の心臓のせいかもしれませんが。
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Unknown (たか)
2022-05-26 17:16:00
蝋燭に灯を灯したら
どんなお顔になるのでしょうね。
揺らめく灯の下、興味深いです。
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ゆりさんへ (遅生)
2022-05-26 17:33:20
長年、ガラクタを集めてきて、面や彫刻は、多面的な要素をもった物が良いという考えに到りました。
その点、この燭台は怖いけれど良い品だと思います。
しかし、実際の所、夜、一人でこの品と対峙していると、ゾッとすることがあります(^^;
でもせっかくですから、この品と他の品を組み合わせて、ゾゾっとくるコラボをつくってみたいと思っています(^.^)
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たかさんへ (遅生)
2022-05-26 18:06:21
燭台は、ろうそくを燈してナンボですから、何としても点けねばなりません(^^;
ただ、ロウソクをたてる金具があまりにも太いので、これに合うロウソクをどうするか、思案中です。
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遅生さんへ (Dr.K)
2022-05-27 10:40:01
私も、顔の表情やロウソクを立てる金具の太さから考えて、やはり、日本のものではなく、アフリカか東南アジア方面のもののように思いました。

顔の表情が、見る角度によって、照らしたり、曇ったりするのですね。
能面のようですね(^_^)
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Dr.kさんへ (遅生)
2022-05-27 10:59:43
こういうキワモノを喜んで弄んでいるようでは、正統コレクターからは疎まれるばかりです(^^;

こうなったら、この品を何とか生かす方法を考え、悪趣味道を邁進するより外ありません(^.^)
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