不耕起、無肥料、無消毒の自然農法が注目されてから、もう相当経ちます。
あんなふうにやれたらと思いつつ、ぐずぐずして何十年にもなってしまいました。
そんなわけで、我流の有機農業をしながら、一つ、気になっていることがあります。
それは、畑脇の草むらなどに、こぼれ種で野菜がひょっこりと芽を出し、いつのまにがぐんぐん育って、下手をすると丹精こめて作った方よりも大きく立派になることです。
一体自分は何をやっているのだろう、と情けなくなります。
そんな例がまたありました。
今期の冬野菜は、左手を負傷したおかげで散々でした。
その最たるものが正月菜。
かろうじて雑煮分はとれましたが、その後は大きくならずに、もはや黄化。
種蒔きが11月中旬にずれ込み、時期を失した
と思いきや、
桜の木の下、コンポストの周りを見ると・・・
正月菜が青々と育っているではありませんか。
実は例年、次の年用の種をとるために、畑の周りの空き地に、花咲か爺さんよろしく、余った種をばーっと景気よくばらまくのです。
今回も、畑作業と同じ日に花咲か爺さんになった結果がコレ(^.^)
あまりの出来の違いに驚きます。
うーん、これだけあれば大丈夫。
寒波の来襲にも備え十分。
自然農法に感謝(^.^)
木村秋則さんが提唱しての、無農薬栽培。
福島正信さんの、不耕起栽培。
何れも、農薬を使わず、化学肥料なく、草との共存ですね。
自然への抗いをしなければ、与えて貰えると思えますわ。
植物の命を感謝してなら、生きられることの証明。
この正月菜もその例ですね(^-^*)
このぶんでは、次回用の種は十分に確保できそうですね(^_^)
それに対して、人間の力はさほどでもと痛感させられます。
手抜きの方が成績がはるかに良いとなると、考え方を変えなければなりませんね(^^;
種は、毎年、ドカーンととれます。
これで菜種油を採ろうとしたことがあります。しかし、小さな圧搾機が無いのです。業務用ばかりで、諦めました(^.^)