遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

野菜の垂直栽培中間レポート2

2021年07月17日 | ものぐさ有機農業

今年は、野菜の一部に垂直栽培を試みて、これまでの方法と比較して、どのような違いがあるかを実験しています。

先回、その中間レポートをブログアップしました。

今回は、その後の結果です。

まず、トマト。

いつもは苦労して屋根をつけるのですが、今年は裸で栽培(^^;

しかし、今年のトマトは、在来法、垂直栽培に関係なく、例年よりも好調です。

特に、大玉トマト、小玉トマトは、両方法とも、どんどん実ります。

小玉トマト:

右、垂直栽培、左、在来法。全く差なし。両方とも、2.5m越の高さになってしまいました。ほんとうは、茎を下ろしてトグロをまかせ、全体をずり下げた状態にしていくのが良いのですが、一人ではとても作業ができません。やむをえず、このままでいくことにします(^^;

中玉:

右、垂直栽培、左、在来法。一番差が大きく出ました。

垂直栽培と、

在来法では、

樹勢に極端な違いがあります。トマトの場合、葉は枯れかかっても実は赤くなるので、在来法の方も収穫はできるのですが、そのうち終わるでしょう。

毎日、これくらいの量がとれるので、いずれ消費がおっつかなくなるでしょう。今年は、ケチャップを作ってみようかな(^.^)

 

ナス(庄屋大長ナス)は、両方法共に、例年通りの出来です。

 

垂直栽培:

 

在来栽培:

両者に大きな差はありませんが、在来法の方がのびのびと育っている感じです。

垂直栽培で縛った方は、曲がりや疵有りのナスが多いです(^^;

 

キュウリ:左、垂直栽培、右、在来法。

在来法の方がたくさん実りますが、老化が早いようです。トータルでは、両者に大きな差は無いようです。

 

ピーマンは悲惨です(^^;

11本のピーマン、トウガラシ類の内、4本を垂直栽培、残りは在来法で育てました。

青枯れ病にどんどんやられ、残ったのは、垂直栽培の4本のうちの2本だけです。小さなピーマンは、捲土重来を期して植え直した苗です(^^;

 

ピーマン類の情けない結果に意気消沈ですが、気を取り直して、遊んでみました(^.^)

ソ~だ、オニフスベ😊

すぐ横にあるカボチャの一角へころがしてみました。

 

瓜の方が似合うかな。

野菜泥棒さんへ目クラマシ


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
遅生さんへ (Dr.K)
2021-07-17 21:42:44
いろいろと作っていますね(^_^)
それに、実験しながら、されているんですね。
今年は、ピーマン類の成績が悪いのですね。
野菜作りは、お天気などに左右されて、なかなか分からないものですね。

我が家も、今年は、トマトに屋根をかけるのを忘れてしまいました。
もう、梅雨明けしてしまいましたので、このままにしておこうと思います。
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こんばんは (ミルク)
2021-07-17 22:01:29
前の記事を拝見し、興味を持ってました。
たいへん、役に立ちました。ありがとうございます。

うちのトマトは、5本青枯れ(立ち枯れ?)して、がっかりしています(泣)
茄子、ピーマンはいつも垂直栽培です。
比べようがないですが、茄子1本、ピーマン1本、パプリカと青枯れ。
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Dr.Kさんへ (遅生)
2021-07-17 22:37:28
ずいぶん昔、ガラガラの畑の頃は、ピーマン類、霜のおりる時期まで実り続けていました。それが、他の野菜の成績がアップするのに反比例して、青枯れ病でダメになる率が増えてきました。来年こそは何とかせねば(^.^)

トマトの屋根、あってもなくても、大勢に影響ないみたいです。世間の風に流され過ぎました(^^;
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ミルクさんへ (遅生)
2021-07-17 22:44:41
青枯病、本当にダメージが大きいです、精神的に(^^;

垂直栽培は、確かに若さを保ちますね。それと、青枯病にも、一定程度の効き目はありそうです。
来年は、線虫補食菌と組み合わせて、何とか青枯病に打ち勝ちたいです(^.^)
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