政府は、8月15日を「戦没者を追悼し平和を祈念する日」と呼称し、政府主催の全国戦没者追悼式を開催している。同時に、全国各地でも、慰霊と平和への祈りを捧げる催しが開かれる。
しかし、戦後76年目を迎え、戦争体験者や被爆者よりも戦争を知らない人の数が多くなってきた。
我が国の現在の平和と繁栄が、おびただしい犠牲の上に築かれたことを、日本人として、忘れていけないことに異議を挟む人はいない。
ついては、若い世代に向けて、「戦争体験を風化させてはいけない」ではなく、「今の平和を未来につなげよう」と訴えるためには、「平和祈念日」(仮称)として国民の祝日にした方が建設的だ。
「なぜ、終戦記念日を祝日にしないのか?」の声に、「めでたくない日」、「お盆の時期とダブる」等々、ご都合主義で解説する向きがあるが、そろそろ旧態依然とした概念から脱却すべきだ。
しかし、戦後76年目を迎え、戦争体験者や被爆者よりも戦争を知らない人の数が多くなってきた。
我が国の現在の平和と繁栄が、おびただしい犠牲の上に築かれたことを、日本人として、忘れていけないことに異議を挟む人はいない。
ついては、若い世代に向けて、「戦争体験を風化させてはいけない」ではなく、「今の平和を未来につなげよう」と訴えるためには、「平和祈念日」(仮称)として国民の祝日にした方が建設的だ。
「なぜ、終戦記念日を祝日にしないのか?」の声に、「めでたくない日」、「お盆の時期とダブる」等々、ご都合主義で解説する向きがあるが、そろそろ旧態依然とした概念から脱却すべきだ。