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★お盆異変(続・番外編):「平和を祝う日」

2021-08-20 07:48:29 | 日記・エッセイ・コラム
 日本の祝日数は、世界で3番目に多く(1位タイ23日、2位中国21日、日本16日)、欧米諸国を上回る(アメリカ10日、フランス11日、ドイツ9日)。

 しかし、古くからある意義深い祝日のほかに、「海の日」や「山の日」などは、比較的新しく、私は、いまだに祝日の意義を呑み込めない。

 さて、毎年4月25日は、オーストラリア・ニュージーランド・クック諸島・ニウエ・サモア・トンガ の共通の休日で、「ANZAC Day」と呼び、第一次世界大戦で戦った人々を追悼する式典とパレードが、各地で開催され、大勢の見物客で賑わう。

 私は、二度、パースのキングスパークでの前夜祭に参加し、翌日の市中パレードを見物したが、悲壮感は微塵もなく、先人に感謝し、平和と繁栄を祈る敬虔な祝祭日との印象が強かった。

 日本の8月15日は、お盆と重なる。先祖をしのび、今の平和と繁栄に感謝する「平和を祝う日」としたらどうだろう。「脱終戦」に異を唱える人だって、、。