プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★悪しき平等主義(前編)

2021-08-24 08:40:15 | 日記・エッセイ・コラム
 菅総理は、諸外国のロックダウンが感染対策の決め手となっていないとし、「ワクチン接種を進めること」が感染収束に寄与すると強調する。

 欧米諸国のやり方が万能ではないし、ワクチンも万能ではないことは、オーストラリアのモリソン首相が、方針変更を決断したことからも窺える。

 ワクチン接種率は、日本と変わらないが、「目標を達成したあとは利益よりも弊害のほうが大きい」と述べ、ワクチンの接種率が一定水準(70~80%)に達したら、制限を緩和する考えを明らかにした。

 日本でも、全国民にワクチンが行き渡るまで待っていたら、いつになるか分からない。

 日豪政府の違いは、トップのメッセージが具体的で、国民に安心感を与える点にある気がする。