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時悠人chosan流処世術

★悪しき平等主義(後編)

2021-08-25 08:16:55 | 日記・エッセイ・コラム
 菅総理が、規制を強化する覚悟なら、呑気にパラリンピックを観戦している議員を叱り飛ばして、国会を開催して対策を議論する姿勢を示すべきだ。

 仮に、国会開催が難しいとしても、ワクチン接種済みの人から、普通の生活に戻すルール作りは、現行法制化でも、十分、可能だ。

 さて、オーストラリアのロックダウンは、外出制限による失業や労働時間が減った人を対象に、1人当たり、週に最大750ドル(約5万9000円)を支給する。その代わり、違反者からは、罰金を徴収する。

 それ以上に、数度のロックダウンを経験し、国民自身が、問題の深刻さを肌で感じている。

 日本の場合、事業者が要請に応じないと、店名公表や罰金をとるが、違反した利用者からとらないのは、不公平で、正直者がバカを見ている。

 日本特有の「みんなで渡れば怖くない」や「ご一緒主義」のような悪平等主義と決別すべき時だ。