東京電力福島第一原子力発電所の事故による土壌、海洋汚染は
とどまるところを知りません。
先日福島県の汚泥から高濃度の放射性セシウムが検出されたと
報道されたばかりですが、茨城県(ひたちなか、土浦、下妻)の
下水処理場でも汚泥や焼却灰から放射性セシウムが検出された
そうです。
また、原発の敷地内や周辺の海でストロンチウム90が初検出
されたほか、プルトニウムも原発敷地内で既に3度検出されるなど
大変深刻な汚染状況です。
今まで、チェルノブイリを「遠い外国の話」と思って来ましたが、
認識が甘かった。
海からストロンチウム初検出 福島第一敷地内でも(朝日新聞)
東京電力は8日、福島第一原発の敷地内や周辺の海で4月18日に
採取した土や海水から、放射性物質ストロンチウム90を初めて
検出したと発表した。半減 期が約29年と長いうえ、化学的に
カルシウムと似ていて、体内に入ると骨にたまる傾向がある。原発
敷地外で放射能モニタリング(監視)を行っている文部科 学省も
今後、海洋のストロンチウム調査を実施するという.....
第一原発の土壌からプルトニウム…検出3回目
(2011年4月14日22時26分 読売新聞)
東京電力は14日、福島第一原子力発電所の敷地内2か所の土壌
から微量のプルトニウムを検出したと発表した。
1号機から500メートル離れた2定点で、先月31日と4月4日
に採取した土を調べたところ、同原発から放出したと考えられるプルト
ニウム238を、それぞれ1キロ・グラムあたり0・16ベクレルと
0・21ベクレル検出した。検出は3回目、量は増えていない.....
(時事ドットコム)
茨城県は9日、同県ひたちなか市の下水処理場の焼却灰から1キロ
当たり1万7020ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
福島市の下水処理場の汚泥からは同44万6000ベクレルの放射性
セシウムが検出されている。
茨城県は、ひたちなか、土浦、下妻の3市の下水処理場を調査。いず
れも3日と4日に採取した脱水汚泥や焼却灰から、セシウムが検出された。
県によると、ひたちなか市では脱水汚泥からも同493ベクレル、
土浦市では脱水汚泥から同716ベクレル、焼却灰から同7545ベクレル、
下妻市では脱水汚泥から同252ベクレルのセシウムがそれぞれ検出された。
茨城県は9日、同県ひたちなか市の下水処理場の焼却灰から1キロ
当たり1万7020ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
福島市の下水処理場の汚泥からは同44万6000ベクレルの放射性
セシウムが検出されている。
茨城県は、ひたちなか、土浦、下妻の3市の下水処理場を調査。いず
れも3日と4日に採取した脱水汚泥や焼却灰から、セシウムが検出された。
県によると、ひたちなか市では脱水汚泥からも同493ベクレル、
土浦市では脱水汚泥から同716ベクレル、焼却灰から同7545ベクレル、
下妻市では脱水汚泥から同252ベクレルのセシウムがそれぞれ検出された。