大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

雪の安達太良山

2010-01-18 13:05:21 | 雪山


2010年1月9日10日

今年最初の三連休 何処に行きましょう・・・

そうだぁ~ 本当の青い空を見る為に 安達太良山に行こう!

さて 安達太良山で本当の青い空を見る事が出来たのでしょうか?

天気予報は まずまず・・・

雪山の素晴らしさに目覚めてしまったchuraは 本日はスノーシュー練習

スキー場の脇からあだたら渓谷自然遊歩道に入り 

デビューしたてのスノーシューで歩く 

前回のアイゼンとは違い ズボズボと雪に埋もれる心配もなく

歩きやすい 余裕な歩行に ニッコリ

 

渓谷沿いの白銀の世界を 堪能

途中から誰の踏み跡もなく フカフカな新雪の中を歩いて行くと・・・

所々に 階段が この階段で悪戦苦闘するハメになるとは思ってもみなかった

前の人が階段の雪を掻きながら 登って行く

雪掻きしてくれた階段に 直ぐ自分の足を乗せないと 上の雪掻きした雪がまた下の階段に積る

そんな繰り返しをしながら登って行った ところが・・・

途中から 息が合わなくなったのか ソリが合わなくなったのか

 着いて行けなくなったchuraは 積もった雪で上がれなくなった

足場を固めても どうしても滑る 挙句の果て 折角登った階段を滑り落ちた

SOSの手が上から伸び 引っ張ってもらい 何とか救出されたchuraでした

 

同行者の方 途中で時計を落としたのに気が付き 少し戻る

 

素晴らしい雪の渓谷美を堪能し この橋を渡ったら・・・ 

登山道と合流 ここから くろがね小屋を目指します

 

途中の勢至平付近から 雲行きがあやしく ちらちら小雪が舞い始めた

この辺りは なだらかで歩きやすかった 気が緩んでバランスを崩し尻餅 ドスッン!

 

やっと くろがね小屋が見えてきたけど

傾斜になっている この辺りでも 悪戦苦闘 数回

谷側の足がどうしても流れて行く  ここで滑ったら 停まるところはない

谷めがけて ズッボ~ン ここでもSOSの手に助けられた

悪戦苦闘しながら くろがね小屋に到着 

ここで天候を見ながら 体を温めコーヒーを飲みながら小休止

山頂付近は 真白で何も見えないが・・・

小屋で一緒になった人から 今日はまだ良いほうだとの話で小屋を出発

山頂を目指し登り始める 気温-5℃

途中で天候急変 強風に雪でトレースは消され 視界も悪い

コースのポールを目印に 一歩ずつ進むが 突風でしばし停滞を強いられた(視界3M位?)

何とか峰の辻の分岐までたどり着いたが これから先 牛の背付近はブリザード状態と思われる

 

これ以上は危険と判断し 今回はここで撤退することに・・・(頂上まであと30分)

吹雪の中 さっき暖を取った くろがね小屋が見えて ホットした

ここから ゆっくりと下山です

下山途中 勢至平手前で突風が吹き 雪が舞う

無事 駐車場に着き帰路へ

帰宅途中のSAで綺麗な安達太良山を眺める事ができた