2010年6月26日27日
長野県・小谷温泉と新潟県・雨飾温泉の県境に聳える 雨飾山へ
早朝の中央高速を走り 小谷温泉登山口から入る計画だった
国道148号線を小谷温泉方面に走って行くと 通行止めの標識があったが無視して
グングン山道を走って行くと 工事関係者の人に停められ
「この先は工事の為 車両通行止めです・・・」 ホントに入れなかった!
仕方がないのでUターンして来た道を戻る 間抜けな2人
折角 眠い目を擦りながら 小谷まで来たのに車両通行止めなんて ついてない
おまけに カメラは壊れるし・・・
しかし、ここまで来て引き返す二人ではない!
山岳MAPを見て他の登山口を探すと 新潟県・雨飾温泉側からのルートを発見
新潟県に周り 舗装された細い道を雨飾温泉駐車場まで上がる
空を見上げると雲は厚く ポツポツと小雨が降ってきた
いつもの「さぁ~行くぞぉ~」の気合もなく
新湯温泉の山小屋付近をウロウロしながら様子をうかがう 軟弱登山隊でありましたが
そろそろ気合を入れて準備しますか・・・
登り始めから上下の合羽着用 ザックカバーをして いざ出発 9:30
雨飾温泉から入る梶山ルート 登山口脇の「千代の泉」「梶山薬師」を通り過ぎ
緩やかな登山道を上って行くのも束の間 いきなり急坂になる
難所ノゾキでホット一息
芽吹いたばかりのブナの葉に雨があたり いっそう透明度を増した林の中
足休めでもしながら登っているかの様な登山道も
次第にロープやハシゴを使っての急勾配になってくる
ハシゴを上った所で 登山道を整備してる人に出会う 「ご苦労様・・・」って声を掛け休憩
左右に崩落が進んでる尾根道 慎重にねぇ~
後ろを振り返ると 真っ青な日本海が見えましたぁ・・・
なぁ~んて 言いたかった!
晴れていれば ここから日本海が見られたよね 残念です
水芭蕉が自生する小さな湿原 中ノ池で昼食を摂る
雲の中にスッポリ入っているので 雨は強く 昼食を摂りながら休んでいると 段々寒くなってくる
木の枝には透明な蛙の卵が連なり
水芭蕉の葉の裏にも 石鹸を泡立てた様な大きな蛙の卵があちらこちらにびっしり
「げぇ~気持ち悪い!」って言いつつ 覗いてます
中ノ池~笹平までは途中 雪渓が何箇所か残っていたり 雨の為 岩場が小滝になっていたりと
道の悪い登山道でしたが 下を見ながらキョロキョロ
細いタケノコ?探しをしながら登っていました なんで タケノコ探しをしたかって・・・?
登山道を整備していた人達が 手に沢山 持っていたので
「どの様に食べるんですか?」って尋ねたら
「皮むいて茹でて 味噌で食べると美味しいよ」って教えてくれたからです・・・
小谷温泉との分岐 ここを過ぎると笹平というだけあって
両端に笹がワサワサ 急に風が強くなる
そして この山でも沢山の高山植物が咲いていたけど
山頂手前に沢山 咲いていたハクサンチドリを見た時は ちょっと感激でした
ちょっとばかり気品があるように見える このハクサンチドリ 大好き!
風がなくカメラが壊れてなければ 時間の許す限り写真を撮っていたい花です
最後の岩場を上ると・・・
山頂到着です 真っ白で何にも見えません(泣)
風が強かったので 写真を撮って 今度は快晴の日に来るからねぇ~と下山
下山後は 雨飾温泉 都忘れの湯で汗を流し サッパリ
そして 帰宅後・・・
雨の中 収穫したタケノコを皮剥いて茹で
お味噌で食べたら今が旬!のお味で美味しかったです