大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

ちゃっかり&感謝の登山 北アル 双六岳~笠ヶ岳テント泊縦走♯2

2014-09-30 14:46:03 | ~ 日本百名山 ~

平成26年9月14日(日)

縦走2日目の朝、北アルプスは初霜が降りる

双六岳~笠ヶ岳までのコースタイムは、5.5H  スタートは7:00の予定

5:00 目覚ましの音で目覚め、始動開始

テントは霜でバリバリ、どうりで夜中寒かった訳だ

ご来光を眺めに行こうかと思ったが、対して興味もなく

テントの中でコーヒーを呑みながら、一人、まったりした朝の時間を過ごす

分岐点となる双六小屋

ここから、鷲羽岳・水晶岳・黒部五郎岳方面へ行く人

西鎌尾根から槍ヶ岳に行く人

笠ヶ岳方面へ行く人、新穂高温泉へ下山する人に分かれる

我々は、弓折乗越から笠ヶ岳へ 7:00スタート

「今日は、天気もいいし時間は十分にあるし楽勝、景色をみながらゆっくり行こうねぇ~」

クロユリベンチから白山

クロユリベンチから西鎌尾根・北鎌尾根・槍ヶ岳・穂高岳の絶景

そう、昨年からこの景色を眺めながら歩きたかった、憧れの縦走路

今日は、十分にこの景色を堪能しながら、歩こうと決める

ちょろっと噴煙を上げている焼岳 「あっ、浪平さんの頭だ」

その後ろが、「乗鞍岳」

そして、かなりの時間をクロユリベンチで費やし

9:15 弓折乗越、眼下に鏡平小屋

ここでも休憩 きぃちゃん「いくら今日は余裕があるからって、そろそろ行こうぜぇ~」

笠ヶ岳を目指し、遥かな縦走路の旅が北海道メンバーらと共に始まる

弓折乗越から笠ヶ岳まで、アップダウンが多い

槍・穂高を眺めては、足が止まり写真撮影となる

 弓折岳を過ぎ、大ノマ乗越付近から

西鎌尾根に北鎌尾根・槍ヶ岳 「きゃぁ~、かっこいいぃ~」

秩父平を過ぎ

秩父岩まで登り上がる

この日、一番辛かった場所だ

きぃちゃんが登ってきて一言 

「何が今日は楽勝だよ、騙された!鷲羽岳にすれば良かった・・・ ふざけんなよ!」って(笑)

「騙してませんけど・・・」

皆で「K雲がきちゃったよぉ~」って(笑)

 

ここまで登り上げてしまえば、笠ヶ岳までは尾根道なので結構楽だが

笠ヶ岳小屋までは、後2時間

雲の切れ間から時折見える笠ヶ岳は、遥か彼方にある

「まだ、あんなにあるよぉ~」

「今日は楽勝」なんて、舐めているとこう云う結末になるんだよね、大体が・・・(ーー;)

ザックデポして、抜戸岳山頂へ

地図を眺め、ため息

「もう動きたくないね、抜戸岩ってどれなんだろうね」

あの岩?この岩?等など

岩と岩の間を抜けてゆく、抜戸岩

抜戸岩を通り抜けると、目指す笠ヶ岳がみえた 雲の切れ間の一瞬の出来事

抜戸岳から2/3程来た場所だ

さぁ~て、ここまで来ればこっちのものだ

テン場までの最後の登り

14:50 テン場到着

笠ヶ岳小屋は、テン場から10分程登った場所にある

水場もトイレも小屋まで登ってゆかなければならないテン場は、ちょっと不便な場所であるが

景色は最高のテン場である

テント設営して、小屋経由で笠ヶ岳山頂を目指す 

16:00 笠ヶ岳山頂

久しぶりの再会に、記念撮影

普段は、一緒に行ったメンバーのイニシャルや写真等、シークレットにしたい方だが

今回は特別にアップしちゃった

山頂から笠ヶ岳小屋

山頂から笠ヶ岳テン場

山頂からこの日歩いた縦走路

そして、ブロッケン現象 皆で遊ぶ

雲の中から、ひょっこり穂高が顔を出す

夕闇に染まる縦走路と槍ヶ岳

この日は、天気が良く風もまったくない穏やかな日でありました

 

小屋の前で、お疲れさまの乾杯

小屋泊のきぃちゃんの寝床は、食堂の15番だって

「なんじゃぁ~、それ」

そうなんです、部屋が全て満室状態なので食堂で寝るそうです

食事の最終が、21時らしいのでそれまでは寝られないそうです

でも、きぃちゃんの後に小屋に到着した人達は、もう小屋の中も寝場所がなく

小屋の外にテントを張って、寝袋で寝かされたそうです

ちょっとの差で小屋で寝られただけでも、良かったね 

そして、H&Mコンビと私はテント泊だったので

快適な安眠となり、夜中に起きる事もなく大爆睡でありました

 

ちなみに、行きに同乗させてもらった槍ヶ岳に行った山友さん達は

槍ヶ岳山頂に登るのに、2時間待ちだったそうです

 双六岳~笠ヶ岳の縦走路は、快適な縦走路でありました

 

テントの中で寝酒を呑んで 21:00

おやすみなさい

 

 

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ちゃっかり&感謝の登山 北アル 双六岳~笠ヶ岳テント泊縦走♯1

2014-09-30 14:35:07 | ~ 日本百名山 ~

 

9月13日(土)~15日(月)

昨年から北鎌尾根~槍・穂高岳を眺めながら歩きたかった、

北アルプス 双六岳~笠ヶ岳の縦走路

 昨年、予定していた日は台風で中止

今年7月末も、天候不良で中止となる

今年は、もうどうしても歩きたい!天気の良い日を狙ってソロ縦走する事に決め

天気予報と睨めっこの日々が続いていたが、9月の三連休付近天気がいいじゃん!

三連休天気もいいし、山は混みそうだがソロ縦走となると

人が居た方が心強いので、三連休に行く事に決定

バスでゆくか、車でゆくか、電車にするかと、あれこれ考えていると

ふっと、ひらめいた!

 そういえば、双六岳~笠ヶ岳と同じ登山口である、新穂高温泉~槍ヶ岳に登る山友さんがいるではないか

さっそく、その山友さんにメールで確認、「車一人乗れるかな?」って

「乗せてあげるよ」って山友さん、ありがたきお言葉に感謝し

行きは同乗させてもらうことに決め

帰りは渋滞が気になったが高速バスの予約をする

 

深夜2:30 新穂高温泉に到着するが

もう、駐車場はどこも満車で入る事が出来ない

路肩も路上駐車している車が、ダーってどこまでも停まっている

翌朝歩くのは大変だが、仕方がないが鍋平高原まで上がり有料駐車場に停めて仮眠

鍋平高原の駐車場も、もう少し遅かったら停める事が出来なかった ギリギリセーフ

夏の天候が不安定だったので、ようやく安定してきた、この三連休に集中したんだね

 

仮眠している山友さんに「先に行くね」と声をかけ 5:00スタート

暗い中、ヘッデンの灯りを頼りに、鍋平高原から新穂高ロープウェイ乗り場まで山道を下る

コースタイム30分位+となる

新穂高ロープウェイ乗り場に到着すると、ちょうど夜行バスが次々に到着している時間帯と重なり

これまた、凄まじい人・人・人である トイレも渋滞中

一体、この人達は槍ヶ岳方面を目指す人達なのか?

双六岳・笠ヶ岳・鷲羽岳・水晶岳方面を目指す人達なのか?

どちらかな?って・・・

双六小屋のテン場は広いけど、これだけの人が居ると少々テン場も心配になってくる

 

6:00 わさび平小屋へ

わさび平小屋まで70分、この長い林道歩きはマジかったるい

ダラダラと歩き、後ろからどんどん抜かされてゆく

ザックがいつもよりずっしり重い、下山後の温泉道具がいつものザックの中身より多いのだ

7:20 わさび平小屋

ここにも人が多いが、今回はソロなので賑やかな方がいい

人間ウオッチャーしていると、結構楽しめる

秩父沢

秩父沢を過ぎると、本格的な登りがやってくる

テント担いでるので、のんびり・ゆっくり自分のペースで登ってゆく

わさび平小屋からちょうど1時間程の場所で、大きな石の上に座って休憩

多くの登山者が下からどんどんと登って来る

すると、「そんなとこで、何やってんのー」って言う大きな声

声の方向に目を向けると、おや!何処かで見覚えのある顔ではないの

昨年の北海道以来の再会、フルーツゼリーのHさんだ

Hさんと話しているとMさんがやってきた、他のメンバーは? 後はきぃちゃんだけだって

H&Mコンビは双六小屋テン場でテン泊、きぃちゃんは小屋泊らしい

ここから、H&Mコンビと一緒に登ってゆくが、ペースが早く私は着いていけず

先に行ってもらい、再び自分のペースを守りながら時々後ろを振り向き

きぃちゃんの姿を探す事数回、いつものお決まりのスタイルで登って来るきぃちゃん発見!

「きぃちゃーん」って声をかけ手を振る、既に汗で帽子の色が変わってる

きぃちゃんと歩くペースが一緒だったので、久しぶりに話しながら、鏡平小屋まで一緒に登る

きぃちゃん、「笠ヶ岳に行くなら鏡平小屋に泊まるかも?」なんて弱気な発言をしている

「はぁ~? 双六小屋までいくよ!」なんて、強気な発言をしていた私だったが・・・

きぃちゃん「30分ルールって知ってる?」 

「うん、Kさんから聞いて知ってるよ、もう直ぐシシウドヶ原だから、そこまで行って休憩しない?」

シシウドヶ原で休憩

仮眠程度で山に登るのは、やっぱり辛いよねぇ~

シシウドヶ原から

かすかな噴煙を上げている、焼岳が見え

槍の穂先も、ちょろっと見える

地図を眺め鏡平小屋まで後70分だね・・・って

7月末に双六岳は登ってるので、私も笠ヶ岳に行くのだったら鏡平小屋泊でもいいかな?なんて

そんな弱気な事を思うようになってきていた(´・_・`)

鏡平小屋まで、後500m

もう直ぐだぁ~

鏡平のデッキの上で、ザック下ろして一休み

素晴らしい天気だ!逆さ槍もハッキリ池に映し出されている

鏡平小屋到着

H&Mコンビが待っていてくれた

ここから、双六小屋まで後2時間、頑張んべぇ~と4人で出発

Hさんは、いつものハイペースでどんどんと小さくなり、あっと云う間に見えなくなってしまった

その後、私がマイペースで登ってゆく

Mさん、鏡平小屋から一気にペースダウン、きぃちゃんは、いつものマイペースで登る

ナナカマドの赤い実が可愛らしい

弓折乗越で、Mさん きぃちゃんを待つ

きぃちゃんが最初に登ってきた、Mさん途中で具合いが悪くなったらしいが

Mさん到着 話しも出来ないほど憔悴しきってる

「大丈夫?」 少々休憩

ガスが立ち込めてきた、きぃちゃん「あっ!K雲がきちゃったよ」って(笑)

体が冷えてきたので、先にゆく

クロユリベンチで休憩していると

Mさん、きぃちゃんがやってきた、Mさんも回復してきたらしく笑があり話しも出来るようになっていた

「良かったね」

14:40 双六小屋テン場に到着

テン場を確保してくれてるHさんが手を振っている

テント設営して、小屋前のテーブルで夕食

小屋泊のきぃちゃんの食事は、混んでいるので順番で20時~だって

双六小屋前から鷲羽岳

ここからだと、鷲が羽を広げてる姿には見えないのが残念

食事をしながら、きぃちゃん、Hさん、Mさんは、

翌日、笠ヶ岳に行くか、鷲羽岳に行くか色々と検討中

そして、皆さんは笠ヶ岳に行く事に決定となり、翌日も一緒に歩ける事になる

その後、きぃちゃんの食事の時間まで、小屋の乾燥室に入りおしゃべりを楽しみ

おやすみなさい

 

 

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